vol.313
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両家の顔合わせはどうする? 成功の秘訣とアイデア

両家の顔合わせはどうする? 成功の秘訣とアイデア

婚約カップルがお互いの両親をはじめて会わせる「顔合わせ」は、今後の良好な関係の第一歩として失敗は避けたいものです。そこで、顔合わせで失敗しないための段取りや、成功させるためのアイデアを紹介したいと思います。



婚約カップルがお互いの両親をはじめて会わせる「顔合わせ」。近年では結納をしないケースは増えていますが、両家の顔合わせは8割以上のカップルが行っているようです。
顔合わせは、今後の良好な関係の第一歩となるので、できれば失敗は避けたいもの。

そこで、顔合わせで失敗しないための段取りや、成功させるためのアイデアを紹介いたします。婚約カップルは、ぜひ参考にしてみて下さいね。

両家顔合わせとは

両家顔合わせとは、婚約をすませたカップルが、お互いの家族同士を引き合わせるための食事会のことです。従来では婚約後、結婚までの間に「結納」を行っていましたが、最近では結納を行わずに、両家の顔合わせのみを行うカップルが増えています。
両家顔合わせは、必ずしも行わなければならないわけではありませんが、両親を含めてお互いのことを良く知る機会となり、両家の親睦を深めるのに役立つでしょう。

また、結納を行う場合でも、結納に先立って両家が挨拶を兼ねて顔合わせの場を用意することもあります。その後の結納や結婚式などについて、両家の意向を確認・調整する場として開かれます。

両家顔合わせはいつするの?

両家顔合わせは、両家に対して結婚の挨拶をして許しをもらった後、入籍をする前の婚約期間中に行います。目安としては、結婚の挨拶をした後、1~3ヶ月以内に開催するのがよいでしょう。

失敗を避けるための段取り

両家顔合わせは、結納とは異なり決まった形式やルールはありません。
とはいえ、お互いの両親が結婚を応援してくれるよう、和やかな雰囲気で会食ができるよう、ふたりでしっかりと段取りを整えましょう。

一般的には、料亭やホテルのレストランなどで開催しますが、お互いの意向が合えばカジュアルレストランでもOKです。両家の家が離れている場合は、交通費の負担に偏りがでないよう、できるだけ中間地点となる場所を選ぶと良いでしょう。
予算の目安はひとり1万円前後が無難です。料理は、アラカルトよりも、6,000~8,000円程度のコース料理を予約しておくのがおすすめ。事前に好き嫌いやアレルギー、好きな飲み物など確認しておくと安心です。

費用の支払いについては、必ず事前に話し合っておき、現地ではどちらかがまとめて支払うようにしましょう。交通費を含めてお互いが均等になるように調整しますが、最近では両親を招待する形式で、本人同士で折半する傾向にあります。

また、服装についても、お互いのバランスが悪くならないよう、予め調整しておきたいものです。一方がフォーマルなのに一方がカジュアルだと、お互い居心地が良いものではありません。ワンピースとスーツの組み合わせが一般的です。

また、手土産を用意するかどうか、用意する場合はいくら程度のものなのかについて、予め確認し合いましょう。一般的には、3,000~5,000円程度のものをお互いが用意するのが無難です。

両家顔合わせのアイデア



顔合わせでは、親睦を深めるためにお互いの紹介から始めますが、初対面の場合は、どうしても堅苦しい雰囲気になってしまいがち。自然と会話が弾むように、誕生日や趣味などを記載した「しおり」を、あらかじめ用意しておくと良いかもしれません。
また、本人達の子ども時代の写真や、家族旅行の写真も、会話を発展させるきっかけになるでしょう。

顔合わせ時のイベントとして、両家揃った記念撮影を行うのは定番ですが、最近では、顔合わせの際に婚約指輪の披露をはじめとする、記念品の交換イベントを盛り込むカップルもいるようです。

両家の距離が遠方の場合は、中間地点などで家族旅行を兼ねて行うのも良いでしょう。また、遠方だけでなくコロナ禍で開催が先延びしてしまう場合は、取り急ぎオンライン形式で開催をする方法もおすすめです。

池田 奈津江

このコラムを書いた人

ONESTYLE ウェディングコンシェルジュ IKEDA

ONESTYLEウェディングコンシェルジュのIKEDAです。
大手ブライダル企業でのウェディングプランナーの経験をいかし、フォトウェディングに関する幅広い提案をしております。自分らしいフォトウェディングを実現できるよう、フォトウェディングはもちろんのこと、ウェディング全般の知識や最新情報をお伝えしていきます。

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