和の風情を感じる鎌倉の妙本寺でロケーションフォトを

鎌倉最大級の木造仏堂を備えた緑豊かなお寺、妙本寺。 本堂の広縁をはじめとして、整備された境内は、鎌倉のなかでも格式高い和装ウェディングロケーションフォトとして人気を集めています
今回は、そんな妙本寺について詳しく紹介していきたいと思います。

妙本寺とは

鎌倉駅「東口」から徒歩で約10分。駅前のにぎやかな喧騒から少し離れただけで、豊かな緑と静寂にしっとりと包まれる場所「比企谷（ひきがやつ）」に妙本寺はあります。妙本寺は、北条時政に滅ぼされた比企一族の生き残り、比企能本が1260（文応元）年に創建したと伝えられ、日蓮宗池上派の格式高い寺院の一つとして知られています。

広い境内には、日蓮宗の開祖である日蓮聖人を祀る「祖師堂」や「二天門」などがあり、また、「霊宝殿」には国の重要文化財である「雲盤」や、釈迦如来像をはじめとする多数の宝物が納められています。

妙本寺でのロケーションフォト

妙本寺の魅力は、鎌倉の市街地から程近い場所にありながら、四季折々の多くの自然に溢れていることです。
春はサクラやカイドウ。そして新緑とアジサイ、アヤメ科のシャガ、鮮やかなオレンジ色のノウゼンカズラの夏へと続きます。秋はモミジやイチョウの紅葉、そして、冬の降雪時にはまるで水墨画を思わせるような雪景色を見ることもできます。
そして、年間を通してそれらの美しい自然はきれいに整備されており、見る人の心を和ませながら、ウェディングフォトの名わき役として演出に彩を与えてくれます。

自然を感じながら総門から二天門までの奥行きのある参道を進んでいくと、ひときわ目を引く二天門が現れます。二天門は、1840（天保11）年に建立されたもので、弁柄塗りの朱色と中央に施された龍の彫刻が印象的で、ウェディングフォトスポットとして人気を集めています。そしてその先には、大きな屋根のお堂。荘厳な広縁も鎌倉屈指の和装フォトスポットとなっています。

妙本寺は、鎌倉市街からほど近い場所にありながら、歴史あるお寺の重厚感と四季折々の自然を感じられる場所です。鎌倉の落ち着いた雰囲気のなかで、ゆったりと散策を楽しみながらロケーションフォトを楽しみましょう。
きっとおふたりの大切なウェディングフォトを、和やかに、そしてしっとりと格式高いものにしてくれることでしょう。