冬ならではの雪景色と撮る、和装ウェディングフォトの魅力
和装のウェディングは日本人なら誰しも一度は経験したいと思うものです。
冬に和装でウェディングフォトを撮るなら、白が印象的な雪景色とともに撮ってみませんか。
純白の雪が降る厳かな情景と、艶やかな和装が見事にマッチして、雰囲気のあるとても美しい写真にすることができるんです。
そこで今回は雪景色を効果的に使って、美しいウェディングフォトを作るとっておきの方法を紹介します。
素敵なロケーションを選ぼう
雪を効果的に利用するには、まずロケーションを選ぶことが重要です。
何といっても神社やお寺は和装とぴったりのロケーションといえます。
鎌倉は趣のある神社やお寺がたくさんあるのでおすすめです。
鶴岡八幡宮の参道なら本堂までのパノラミックなスケール感と、圧倒的な荘厳感が雪の情景を一層盛り上げてくれるでしょう。
また数ある鎌倉のお寺や、日本庭園で雪の中に咲く「牡丹」を取り入れ、幻想的な構図を作るのも素敵です。降雪している際は、和傘を利用し撮影すれば、着物やヘアに雪がかかる心配もありません。
さらに東京都の清澄庭園の園内にある涼亭などのように、屋内から雪景色を望むことのできる場所なら、雪化粧の庭園をバックに屋内から二人を撮影することもできます。この場合は降雪量や積雪量にかかわらず撮れるというのが利点といえるでしょう。
歴史的建造物では写真を撮る際の細かい規定が定められていることがあるので、撮りたい写真のイメージとロケーションが決まったら、どこまでが可能なのか確認しておくことが必要です。
白い雪に映えるおすすめの和装
ウェディングフォトで最も重要といえるのが衣装選びです。
華やかな色や柄の和装を着るなら、背景は白一色の雪景色も美しいでしょう。積もった雪が建物の屋根や木を白のシルエットにし、和装の色や柄を引き立ててくれます。
白無垢で撮るなら、橋の欄干や鳥居の赤、庭園の木や花の色を取り入れた背景とともに撮るのもいいでしょう。
取り入れたカラーがアクセントになり、まるで日本画のような美しい絵図になります。
雪の中の撮影というと一見難しそうな印象ですが、アイディア次第で日本らしい美しい写真になります。今回紹介した例のほかにも和装に合うシチュエーションはたくさんありますから、普段から雪が降った際の情景や和装になった自分の姿を想像しながら街を散策するのもいいかもしれません。
こだわって決めれば、いつ見ても二人の思い出に残る素敵な写真になることでしょう。