こんにちは!photographerのmachikoです。
私は目に見えないものでも、誰かがいるというならば
それはおそらくいる(存在する)のだろうと思う、
精神世界の住人になってしまう時がたまにあります。笑
それと似たようなことで、
今までにこれは何かの暗示かもしれないと思ったことが何回かあります。
そのひとつが、カメラの神様からの暗示です。
(トイレの神様がいるなら、カメラの神様なら間違いなくいる!)
カメラに興味を持ち始めた頃、父親から昔使っていたという
orympusのフィルムカメラOM-1とレンズ1つを譲り受けました。
もう少しレンズを買い足そうかな〜と思い、カメラ屋さんに行くと
そこが兄の友人のお父さんが経営しているお店で割引をしてもらうことができました。
カメラ屋さんを出ようとすると、私がレンズを買っていた隣で何か店員さんとお話をしていた
ロマンスグレーの素敵なおじさまが私に話しかけてきました。
「あなた、OM-1 持ってるの?私ので良ければレンズをお譲りしましょうか」
そんな見ず知らずのおじさんがものくれるかしら!何か変な勧誘かもしれないよね…という思いと
でもこのおじさまとてもいい人そうに見えるし、本当にもらえるならもらいたい!
という思いが瞬時に頭をめぐりました。
私は「せっかくだから・・・」と、おじさんを信じることにして、おじさんと珈琲屋に行きました。
そこで、カメラについて色々相談にのってもらいました。
それからおじさんは1週間くらいで、私の家にカメラとレンズとフィルムを送ってくれました。
その後も忘れた頃に時々カメラに関するものが送られてきました。
私は自分が参加する写真展などがある時にはおじさんにハガキを送りました。
後から見たアンケートで、おじさんも来てくれていたことを知りました。
私がおじさんに会ったのは最初のたった一度だけです。
それでもおじさんは私のカメラの活動を応援してくれていました。
おじさんは私にとってのカメラの神様だったのではないかと思います。
カメラを辞めないほうがいいよ、頑張って続けるんだよ*
という暗示というか明示であったのではないかと思っています。
おじさま、元気でいらっしゃるでしょうか。
私は元気で、カメラを続けています。
こんな大事なことを、ブログ何書こっかな〜っと考えていた時に
久しぶりに思い出しました。おじさま忘れていてごめんなさい!
何か恩返しをいつかしたいな*