技術者には誰しも”師匠”が存在していると思います。
私にも居ます。
右の女性です。
3月に、その”師匠”の結婚式がありました。
“師匠”は私に結婚写真をお願いしてくれました。
私が一番よく撮れたなと思った↑写真。
UPすぎて、結婚式ってよくわからない写真ですが、
私の師匠が好きすぎて寄っちゃった度合いと、
師匠のお支度完了後のテンションの高さが相まって仕上がったこの写真が気に入っています。
私が師匠から
“言葉”で教わったことは、もちろんたくさんありますが、
その”背中”
から教わった偉大なる事。
『写真は振り返ってみんなで見る時、超楽しい。』
師匠は仕事中、前触れも無く、
突然、個人的に溜め込んだ、くだらないスタッフ写真フォルダを開きます。
当時隣の席だった私は、
クスクス小さい声で笑うその師匠に気がつき、
一緒に、くだらないスタッフおもしろ写真を見て、笑う。
そうすると、必ずスタッフが集まってきて、
最後には、みんなが師匠のモニターの前に集まってきて、笑うんです。
こんな光景が、一ヶ月に2回くらい繰り広げられ、
みんな何度も見ているはずなのに、「また見てんの〜」とかいいながら、
師匠がそのスタッフフォルダを開くたびに、絶対みんな集まってくるのです。
そして笑う。
当時、 私は写真の勉強もしてきたわけではないし、フォトグラファーになるかどうかも分からないけど、
仕事中の、このくだらないけど愛しい時間が本当に好きでした。
師匠とは今は一緒に働いていませんが、今でもそういう時間を大切にしたいと思っているし、
そういう時間が来ると、いつも師匠を思い出すのです。
写真て、みんなで振り返ると本当に笑える。
そして、笑いを共有している事に気付くと幸せ感じます。
結婚式は湯島天神で行われました。
ところで、師匠が第一声喜んでいた写真は、こちら。
かわいい甥っ子の、強風で髪の毛流れがあがっちゃってるところがツボみたいでした。
「気に入ると分かってましたよ」
最後に
「この瞬間に、カメラ目線した人初めてですよ。さすがですね。」
photographer// SAYA
@湯島天神 結婚写真