和装姿を美しく見せる! ウェディング写真撮影時の「姿勢」のポイント
日本の伝統と美しさ、さらに凛とした雰囲気を演出できるのが和装ウェディングフォトの魅力です。しかし、多くの方にとって和装の着物は着慣れない衣装ですよね。実際に着付けをしてみると、想像以上に重たいので戸惑う方も少なくありません。
日本伝統の和装を美しく見せるためには、慣れない着物姿であっても姿勢に気をつけることが大切です。撮影当日に焦らないためにも、きれいな姿勢のコツをマスターしておきましょう。
今回は、和装で写真撮影をするときのポイントと注意点を解説いたします。
和装で立ち姿を撮影するときの姿勢のコツ
和装を身につけた新郎新婦の美しい立ち姿の写真はぜひ撮影しておきたいものです。
立ち姿の撮影時には、どちらかの足に重心をかけるのではなく両足に均等に力がかかるよう心がけましょう。男性は肩幅くらいに足を開いて、つま先をやや外側に向けます。女性はつま先が内側に軽くくっつくような形が理想的です。両の膝やふくらはぎがつくよう足に少し力を入れましょう。
猫背になると立ち姿が美しくなくなってしまうので、背筋を伸ばしてまっすぐ立つようにしたいですね。頭のてっぺんからかかとに向かって1本のまっすぐな線が通っているようなイメージで立ってみましょう。
男性は正面を向き、女性はやや斜め前を向いて撮影すると、すっきりとした立ち姿の1枚に仕上がります。
和装で座った姿を撮影するときのポイント
イスに座った状態で撮影をするときにも、猫背にならないよう注意をしましょう。
男性がイスに座るときには、深く腰掛けて少しだけ足を開くようにするのがポイントです。どっしり堂々とした男性らしい雰囲気になります。
女性がイスに座るときには、帯がつぶれないよう浅く腰掛けるようにします。両膝をつけてやや内股に座ることで、女性の和装姿を美しく見せることができますよ。
畳の間などで正座をするときにも男性は足を少し開いて、女性は両膝をきちんと揃えて座るようにしたいですね。女性は両足の親指を重ね、かかとの上に腰が乗るようなイメージできれいな正座姿を作ってみましょう。
和装姿で歩くときの姿勢はどうすべき?
「和装では上手に歩けない」と悩まされる新郎新婦は少なくありません。
歩くときには、目の前にまっすぐに引かれたラインがあることを想像し、その線をつま先で踏むようにしながらすり足ぎみに進んでみましょう。
女性は小さな歩幅でゆっくり歩くようにすると上品に見えます。男性は新婦の歩く速度に合わせつつ、堂々とした立ち姿を崩さないよう気をつけてみましょう。
お花畑でのウェディングフォト撮影の魅力は、カラフルで夢のような1枚が撮影できるということ点にあります。華やかな香りのする美しいお花畑で大好きな人と一緒に撮影をすれば、とびきり甘美なひとときを過ごせるはずです。
みんなに自慢したくなるようなウェディングフォトを撮影したいという方は、ぜひ素敵なお花畑へ足を運んでみてくださいね。