結婚式の前撮りをすると決まったら「どこで撮影をしようか」「どんなドレスにしようか」と考えることがたくさん。
せっかく前撮りをするのなら、とびきりオシャレで素敵な写真に仕上げたいものですが、中でもとくにセンスが問われるのが、「どんなポーズで撮影するか」ということです。
とはいえ、一体どんなポーズで撮ればいいの? と悩む方も多いでしょう。そこで今回オススメしたいのが「遠近法」を使うというもの。遠近法を使ったウェディングフォトは、オリジナリティが溢れて、とても思い出深い1枚に仕上げることができますよ。
遠近法の上手な使い方をご紹介いたします。
オシャレなフレームを使って「フォトinフォト」
写真の中にもう1枚の写真が入っているかのような、アート感満載のウェディングフォトに仕上げられるのが、フレームを使った撮影法です。
ナチュラルな雰囲気を出したいのなら木製のフレームを、スタイリッシュがお好みの場合にはシンプルなゴールドのフレームなどを用意して、カメラから近い場所に置きます。
そして、そのフレームにおさまるように後ろへと移動すればOK。
オシャレなフレームの中に自分たちが入り込んでいるかのようなアート作品に仕上げることができます。
また、フレームを結婚指輪にするというアイデアもオススメです。
それぞれの結婚指輪を2つ並べて、それぞれのリング内におさまるように後ろへ下がれば、とてもキュートで可愛らしい写真に仕上がります。
遠近法の定番! 手のひらの上に乗っかるキュートな「ミニチュア写真」
手前にいる人が横を向いて手を差し出し、もう1人が手の延長線上に下がることで、まるで手のひらの上に乗っかっているかのような写真にすることができます。
手のひらに乗っかっている側の人がミニチュア人形のように小さく見えて、とても可愛らしい1枚に。
これは遠近法の定番といってもいい撮影方法なので、すでにやったことがあるという方も多いでしょう。
この定番の遠近法を、ウェディングフォトらしくするにはスウィートな演出がポイントに。
手前にいる新婦と、ミニチュア人形になった新郎がキスしているかのように見せたり、頭を撫でているように見せると、甘くキュートな雰囲気に仕上げることができます。
可愛いウェディングアイテムと一緒に撮影もGOOD!
結婚式で使うウェディングベアや、夫婦の名前のイニシャルウッドなどを前撮り写真に取り入れると、結婚式との統一感やオリジナル感を出すことができますよ。
まずはウェディングベアを手前に置き、自分たち2人が後ろに下がってバランスを取ります。
ベアの手を握っているようなポーズを撮れば、4人が並んでいるかのような1枚に。ベアの上に乗っかっているような構図にしたり、間に挟まれたりして
、自分たちらしいオリジナルウェディングフォトを完成させましょう。
また、イニシャルウッドを使った遠近法撮影は、今や前撮りの定番ともいえます。
たとえ小さなイニシャルウッドでも、遠近法を使えば大きなオブジェに早変わり。
イニシャルウッドの上に立っているように見せたり、イニシャルの隙間から顔を出したりしてオシャレな写真を目指しましょう。
結婚式の前撮り写真で遠近法を使うなら、ロケーション撮影がオススメです。
海をバッグにしたり、自然豊かな公園での前撮りは、明るくナチュラルな雰囲気が醸し出されて、それだけでも十分に素敵なウェディングフォトになります。
もちろん、海や公園などは広い敷地があるぶん、遠近法を取り入れやすいというメリットも。
思う存分アートなウェディングフォトを撮影することができますよ。
ぜひ遠近法を駆使して、センスが光る素敵なウェディングフォトを完成させてくださいね。