ウェディングフォトの前撮り撮影は「ブートニア」にまでこだわろう!
ブートニアとは、新郎の胸元につける花飾りのことです。タキシード姿に彩りを添えてくれるブートニアにはさまざまなバリエーションがあります。前撮りウェディングフォトは一生残るものなので、撮影をするときにはブートニアの選び方を意識してみましょう。
この記事では、おしゃれなブートニアの選び方をご紹介いたします。
そもそもなぜブートニアをつけるの?
ブートニアの由来は中世ヨーロッパにまでさかのぼります。プロポーズのときに男性が野の花を摘んで花束にして差し出したところ、女性が承諾の印として花束の中の一輪を新郎の胸に挿したのがブートニアの由来なのだそうです。
この由来にもとづいて、新郎のブートニアには基本的には花嫁さんのブーケと同じ種類の花が使われます。とはいえ、近年では自由なスタイルのブートニアも増加しているので、好みに合わせて選んでみましょう。
ブートニアを選ぶときのポイントは?
ブートニアを無造作にポケットに入れるだけでは、動くたびに花が揺れ、落ちてしまうこともあります。タキシードの襟にピンを使ってきちんと固定しておけば、前撮り撮影のときにも安心です。
花嫁のブーケは大きくても問題ありませんが、新郎のブートニアは大きすぎると重たい印象になってしまうので気をつけましょう。さりげなく胸元を彩ってくれる、小さいけれど存在感のあるお花を選ぶのがおすすめです。ブーケに使う花の中から、新郎のタキシードの色に映えるものをピックアップしてみましょう。
おしゃれなブートニアにおすすめの花は?
かつてはバラにカスミソウを合わせるブートニアが人気でしたが、近年ではおしゃれなイメージの花を自由に選ぶ新郎が増えています。ここからは、ブートニアにおすすめの花やアレンジ方法をご紹介いたします。
1. スプレーローズ
サイズが小さいスプレーローズはブートニアにピッタリです。複数個のバラを合わせてアレンジしてみるのもおすすめです。
2. ダリアのブートニア
花びらが多く華やかなダリアは、胸元をきれいに彩ってくれます。色や形のバリエーションが多いので、お好みのものを選んでみましょう。ただし、ダリアは真夏から秋にかけての花なので、季節によっては手に入りにくいかもしれません。
3. ハーブのブートニア
グリーン系の爽やかなブートニアがお好みなら、ナチュラルなハーブを取り入れてみましょう。ローズマリーやラベンダーにオリーブやエリンジュームの葉を合わせると、スタイリッシュな仕上がりになります。
ブートニアに新郎や新婦の好きな花を使ったり、前撮りとウェディング当日のブートニアの花を変えてイメージの違いを楽しんでみたりするのもおすすめですよ。
ブートニアの選び方で、タキシードの印象は大きく変化します。どのようなブートニアを選ぶべきか、新郎新婦で相談しながら決めてみてくださいね。