ナシ婚でも後悔しない! 写真だけの結婚式「フォトウェディング」の魅力

ナシ婚でも後悔しない! 写真だけの結婚式「フォトウェディング」の魅力

年々増加傾向にある「ナシ婚」ですが、思い出や記念が残せないのは少し寂しいですよね。そんな気持ちを払拭したいなら、憧れの衣装で写真を残す「フォトウェディング」がおすすめです。ナシ婚が選ばれる理由を、フォトウェディングの魅力とあわせてご紹介します。

挙式や披露宴を挙げる際には相当な費用や準備期間が必要になるため、結婚式を挙げない「ナシ婚」を選択する方が増えてきています。近年では「ナシ婚のほうが気が楽」「結婚式を挙げるよりメリットがある」と、あえてナシ婚を選ぶカップルも多いのです。

しかし、結婚は人生の中で大きな節目。二人がこれから人生を共にするうえで「何かしらの記念を残したい」「せっかくだから一生忘れられない思い出が欲しい」と思う方も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのが、憧れの婚礼衣装を着て思うがままの写真を撮影する「フォトウェディング」です。今回は、ナシ婚が選ばれている理由やメリットを、フォトウェディングの魅力とあわせてご紹介します。

【目次】
• そもそも「ナシ婚」とは?
• ナシ婚が選ばれている理由
• ナシ婚のメリット・デメリット
• ナシ婚で後悔しない方法は?
• フォトウェディングのメリットや魅力
• フォトウェディングをおこなうまでの流れ
• フォトウェディングで気をつけたいポイントは?
• 結婚式をしないからこそ最高のフォトウェディングを!

そもそも「ナシ婚」とは?

ナシ婚とは、挙式や披露宴などを挙げない結婚スタイルのこと。2010年代から増加傾向にあり、2022年は約35%ものカップルがナシ婚を選んだといわれています。これはすなわち、結婚したカップル10組のうち、3~4組は結婚式を挙げていないということ。ナシ婚を選択するカップルが意外に多いことが分かりますね。

ナシ婚が選ばれている理由

コロナ禍の影響

2010年頃から増えていたナシ婚ですが、2020年以降は新型コロナウイルスの影響でより増加したといわれています。「感染リスクを抑えたい」「親族や友人に不安な思いをさせたくない」という理由で結婚式を断念する方も多いようです。最近では感染症対策が十分にとられ、安全な実施が可能になっていますが、それでも「まだ踏み切れない」と考える方も少なくありません。

結婚式以外にお金を使いたい

結婚式を挙げる際には、式場代や引き出物代など何かと費用がかかるもの。平均総額は300万円といわれています。実際にはご祝儀や両親からの援助などがあるため、すべて自己負担というわけではありませんが、「結婚式以外のことにお金を使いたいから」という理由でナシ婚を選択するカップルも多くいらっしゃいます。

準備に手間がかかる

結婚式にはお金だけでなく、準備のための時間や労力も相当必要になります。「結婚式に誰を呼ぶか」「どのようなタイムスケジュールにするか」など、考えることがたくさんありますから、忙しい方にとっては多少なりともストレスになってしまうでしょう。また、お互いの意見が合わずケンカになってしまう恐れも。そのような時間のロスやパートナーとの揉め事が嫌で結婚式を挙げないカップルも増えているようです。

目立つのが苦手

結婚式では、新郎新婦のお二人が主役。当然のようにゲストから注目され、写真もたくさん撮られます。めでたく華々しい場面ではありますが、目立つのが苦手な方や慣れていない方にとっては少し疲れを感じてしまうことも。「恐縮してしまう」「自分たちのためにわざわざ足を運んでもらうのが申し訳ない」といった理由でナシ婚を選ぶ方も多いようですね。

再婚や授かり婚のため

「再婚だから、もう一度結婚式を挙げるのは躊躇してしまう」「授かり婚でお腹が大きいから結婚式を挙げられない」など、それぞれの都合でナシ婚を選ぶカップルもいらっしゃいます。授かり婚の場合、「落ち着いたら挙げる予定だったけど、産後も忙しくて結局のところ挙げられなかった」というケースも多いようです。

ナシ婚のメリット・デメリット

以上のような理由で選ばれているナシ婚ですが、実際にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。具体例を見ていきましょう。

ナシ婚のメリット

・新生活にお金を回せる
ナシ婚を選択した場合、結婚にかかる費用を抑えられます。一般的に結婚後は新居への引っ越し費用とともに、家具、家電、食器、寝具など、さまざまなものを買うお金が必要になりますから、そちらに回せるのは嬉しいですよね。かつて結婚式は挙げるのが当然のように思われていましたが、今は多様性の時代になり、自由度も高まっています。自分が本当にお金をかけたいことを優先できますよ。

・時間に余裕ができる
結婚式を挙げなければ、その分計画を立てる必要がなくなるため、時間にも余裕ができます。引っ越しや荷ほどきなどに時間を回せて、ゆとりを持って新生活を始められるでしょう。もうすでに新生活準備が終わっているなら、休日ゆっくり休んだり、二人で旅行に行ったりもできますね。

・ゲスト側の負担も減る
結婚式に呼ばれるゲスト側も、ご祝儀や衣装の用意、ヘアメイクの予約など、さまざまな準備が必要になります。さらに遠方からの出席になる場合は、交通費や宿泊費も必要です。ナシ婚であれば、そんなゲスト側の負担を減らすことができます。

ナシ婚のデメリット

・結婚した実感がわきにくい
出費を抑えられるなどさまざまなメリットのあるナシ婚ですが、やはり少なからずデメリットもあります。その1つは、結婚した実感がわきにくいということ。結婚式で婚礼衣装を身に着け、親族や友人の前で誓い合うことでやっと「結婚したんだ」と実感する人も多いといわれています。何もないと区切りを感じにくく、新婚生活が同棲の延長のように思えてしまう方もいるようです。

・親族に晴れ姿を見せられない
結婚式は自分達だけのために挙げるものではありません。親族に晴れ姿を見せて、今までの感謝を伝えるのも結婚式の醍醐味ですから、ナシ婚だと寂しく感じられることもあるでしょう。費用や時間などの理由を伝えれば納得してもらえるものですが、「内心、結婚式を挙げて欲しかった」「楽しみにしてたのに」と残念に思うご親族も多いようです。

・結婚報告の手間が必要になる
結婚式を挙げれば、招待状や式場で二人の結婚を報告できます。しかし、ナシ婚の場合はそれができませんから、個別に報告せねばなりません。近しい親族や友人、直属の上司には直接会って伝えるのがベスト。広く伝える場合は、二人の写真を添えた結婚報告はがきがおすすめです。近年ではSNSやメールで報告する方も増えてきていますが、上司や年配の方には避けたほうがいいでしょう。

ナシ婚で後悔しない方法は?



フォトウェディング「写真だけの結婚式」をおこなう

以上のようなデメリットもあるナシ婚。「じゃあどうすればデメリットを解消できるの?」「ナシ婚で後悔しない方法はある?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そんな方には、フォトウェディングがおすすめです。

そもそもフォトウェディングとは、結婚式を挙げないカップルが、記念を残すために写真を撮影すること。「写真だけの結婚式」ともいわれています。フォトウェディングという言葉だけを耳にすると結婚式のスナップ撮影と間違えやすいのですが、実際には異なるので注意してくださいね。

実は近年、このフォトウェディングの人気が高まっています。それは、ナシ婚で生じがちなデメリットや後悔をフォトウェディングで解消しやすくなるため。また、最初にお伝えした「ナシ婚が選ばれている理由」の対策にもつながっています。

フォトウェディングをおこなうと具体的にどのようなメリットがあるのか、以下から見ていきましょう。

フォトウェディングのメリットや魅力

記念を残せて結婚した実感がわく

フォトウェディングでは、ドレスやタキシードなどの婚礼衣装を着て記念の写真を残します。結婚式のように長期に渡って計画を立てるわけではありませんが、じっくり打ち合わせをして納得のいく写真を撮るため、思い出もしっかり残るもの。結婚した実感がわき、お互いへの愛情や信頼も高まりますよ。「入籍だけじゃ寂しい」と思う方にもぴったりです。

結婚式より大幅に費用を抑えられる

フォトウェディングの費用相場は5~20万円です。何百万円も必要になる結婚式に比べると、大幅に費用を抑えられますよね。新生活への負担も減らせて、好きなことにお金を回しやすいでしょう。

忙しいカップルでも都合がつきやすい

結婚式を挙げるとなると、式場との打ち合わせが何度も必要です。また、考えることも山ほどあって相当な時間がかかります。対してフォトウェディングは、1~2回程度の打ち合わせでOK。長期に渡って悩むこともありませんから、忙しいカップルでも都合がつきやすいですよ。

暦を気にする必要がない

結婚式だと大安や仏滅などの暦を気にしがちですが、フォトウェディングでは基本的に気にする必要がありません。これも、日程に左右されたくないカップルには嬉しいポイントですよね。

さまざまな衣装を着て撮影できる

「盛大な結婚式は挙げたくないけれど、ウェディングドレスは着たい!」という女性も多いのではないでしょうか。そんな夢も、フォトウェディングなら叶えられます。選ぶ衣装の種類や数によって追加料金がかかることもありますが、結婚式の費用に比べたら低コスト。ドレスはもちろん、和装の白無垢や色打掛も選ぶことが可能です。さまざまな衣装を着て、満足できる写真を残せますよ。

結婚報告に使える

フォトウェディングで撮影した写真は、結婚報告にも使用できます。はがきやSNSなどの報告に二人の幸せな姿を添えれば、お世話になった人達も安心してくれるでしょう。また、親族に晴れ姿をしっかりと見せることもできますよね。「結婚式は挙げなかったけれど、フォトウェディングによって親の喜ぶ顔が見れた」「親孝行になった」と満足するカップルも多いようです。

ロケーション撮影が楽しめる

かつてフォトウェディングといえば、スタジオで写真を撮るスタイルが主流でした。しかし、近年のフォトウェディングでは、室内のスタジオを飛び出して屋外で写真を撮る「ロケーション撮影」の人気が高まっています。季節を感じられる場所、思い出の場所でのロケーション撮影が可能ですから、オリジナリティ溢れる特別な写真を残すことができますよ。

ペットと一緒に撮影できる

あまり知られていませんが、フォトウェディングはペットとの撮影も可能です。ペットも大切な家族ですから、思い出の写真を残せるのは嬉しいですよね。一緒なら、リラックスした心からの笑顔もカメラに収まりやすくなるはず。また、ちょっとしたハプニングも、忘れられない記憶の1ページになるでしょう。

結婚から数年経っていてもOK

フォトウェディングは、いつどんなタイミングでおこなってもOKです。仕事などで忙しくて入籍だけしたカップルが「落ち着いたからフォトウェディングをやりたい」と、数年後におこなうケースも少なくありません。また、再婚や授かり婚などの都合で結婚式を挙げなかったカップルからも人気です。「ドレスが着れなかったことを後悔している」という方も、選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか。

フォトウェディングをおこなうまでの流れ



STEP① スタジオ選び

まずはフォトウェディングを依頼するスタジオを選びます。希望する撮影場所、衣装、予算、参加者などをあらかじめ決めておくと、希望に沿ったプランを探しやすくなりますよ。写真に残したいイメージ、理想とするスナップなどがあればスマホなどに保存しておきましょう。

STEP② 問い合わせ

希望に沿ったスタジオやプランを見つけたら、見積もり、予約可能な日時などを問い合わせます。フォトウェディングは大安などの暦を気にする必要がありませんが、吉日は早く埋まる傾向があるので注意しましょう。また、人気のフォトグラファーも予約が埋まりやすいので、希望があるなら早めの検討がおすすめです。

STEP③ 予約・打ち合わせ

プランと撮影日が決まったら予約をして、撮影内容の打ち合わせや衣装の試着をおこないます。厳選された衣装の中から運命の一着を決める瞬間も、忘れられない特別な思い出になるでしょう。なお近年では、電話やオンラインでも打ち合わせが可能です。遠方の方、忙しい方も無理せずスムーズに決められますよ。

STEP④ 撮影までの準備

予約から撮影までの期間は平均して1~2か月です。その間はエステやダイエットなどでご自身のコンディションを整えるとともに、笑顔やポーズの練習をしておきましょう。あまり緊張しすぎず、楽しみに待ちわびたいですね。撮影の2日前~前日には、担当者と最終確認をおこないます。その前に要望や不安が生じた場合は、早めにスタジオへ伝えておきましょう。

STEP⑤ 撮影日本番

撮影日当日はプロの手でヘアメイクをおこない、衣装に着替えます。その後、撮影場所に移動したら、いよいよ本番です。慣れない衣装と撮影のため、最初は緊張して固くなってしまう方がほとんど。しかし、フォトウェディングは実際の結婚式でも腕を磨いた熟練のカメラマンが撮影してくれますから心配いりません。パートナーや親族、ペットと楽しく語らいながらリラックスして過ごしましょう。徐々に肩の力が抜けて、素敵な写真を残せますよ。

STEP⑥ 着替えて終了

撮影が終わったら、衣装を着替えて終了です。撮影したデータは数日~数週間後に郵送やスタジオなどで受け取ります。プランによっては枚数が限られているので、その場合は撮影後にモニターを見ながら写真を選ぶことになります。全データ欲しい場合は、できるだけ撮影枚数に制限のないプランを選びましょう。

フォトウェディングで気をつけたいポイントは?

要望をしっかり伝える

憧れの婚礼衣装を着てプロのカメラマンに撮ってもらうのですから、好みや希望に沿った写真を残したいですよね。残したいイメージや撮りたいポーズがあるなら、打ち合わせ時に遠慮せず要望をしっかり伝えましょう。お気に入りの写真を残すために、ぜひ恥ずかしがらずに伝えてみてくださいね。

プランの内容や費用を確認する

フォトウェディングの費用には、撮影代、ヘアメイク代、衣装や小物のレンタル代などが含まれています。しかし、プランによっては、ロケーション撮影にも関わらず撮影場所への移動車両費が含まれていないケースも。見落としがあると余計な費用がかかる恐れがあるので、予約前にしっかり問い合わせて相違がないようにしましょう。

ロケーション撮影の場合は天候に注意を

ロケーション撮影の場合、天候が大きく影響します。熟練のカメラマンであれば雨や雪でも素敵な写真を残してくれますが、「できれば晴れた場所で撮りたい」という方もいらっしゃるでしょう。天候が悪くなった場合は延期にするのか、そのまま撮影を続けるのか、事前に相談しておくと安心です。



結婚式をしないからこそ最高のフォトウェディングを!

今回は、ナシ婚が選ばれている理由や、結婚式を挙げない方におすすめのフォトウェディングをご紹介しました。主にナシ婚で後悔したくない方に向けてお伝えしましたが、そもそもフォトウェディングは「結婚式の代わりに仕方なくおこなうもの」ではなく、「こだわり抜いた写真を残すためにあえておこなうもの」に変わってきています。誰よりも素敵な晴れ姿で最高の思い出を残すために、フォトウェディングを検討してみてはいかがでしょうか。

池田 奈津江

このコラムを書いた人

ONESTYLE ウェディングコンシェルジュ IKEDA

ONESTYLEウェディングコンシェルジュのIKEDAです。
大手ブライダル企業でのウェディングプランナーの経験をいかし、フォトウェディングに関する幅広い提案をしております。自分らしいフォトウェディングを実現できるよう、フォトウェディングはもちろんのこと、ウェディング全般の知識や最新情報をお伝えしていきます。

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