結婚式の前撮り、和装にぴったりのシーズンって?
結婚式の前撮りでロケーション撮影を選ぶカップルは多いですが、その際重要になるのが撮影シーズン選びです。特に和装でウェディングフォトを撮る場合は、季節によって写真の雰囲気が大きく変わります。
ここでは「和装で2人の思い出を残したい」というお2人に向けて、和装の前撮りにぴったりなシーズンをご紹介します!
前撮りロケーションフォトで季節選びが大切な理由って?
屋外で撮影するロケーションフォトでは、選んだ季節によって写真の雰囲気も大きく変わります。
例えば春は桜や菜の花、夏は青く茂る若木やあじさい、ヒマワリ。
秋は赤く色づいたもみじやイチョウ並木、冬はやわらかな日差しや雪景色……というふうに、季節感たっぷりの素敵な写真を撮ることができます。
また、洋館や神社仏閣などでのロケーション撮影時にも、夏と冬、春と秋ではガラリを雰囲気が変わります。
日本の四季を反映した美しい風景が、2人の姿をより引き立て、魅力的に見せてくれるでしょう。
和装での前撮り撮影にぴったりなシーズンは「秋」!
和装でロケーションフォトを撮る場合、特におすすめなのが「秋」。
鮮やかな紅葉が目を引く秋の風景は、まさに日本古来より続く“四季の象徴”ともいえるものです。
紅葉が被写体となる2人を引き立てつつ、豪華な和の情緒あふれるショットを撮ることができます。
また、秋がおすすめなのには、次のような理由もあります。
・紅葉が和装衣装の色味とマッチしやすい
紅に色づいたもみじや黄金のイチョウなど、紅葉の風景は和装衣装の色味ともベストマッチ!
「白無垢と黒の紋付袴」の王道衣装はもちろん、色打掛や白の紋付袴を合わせても素敵ですね。
色打掛を選ぶ際は、好きな色・着たい色を選ぶのが一番ですが、背景に合わせて選ぶとより素敵なウェディングフォトに仕上がります。
白や緑、青などの寒色系を選べば、背景とのコントラストが強くなり、2人がぐっと引き立つショットに。
華やかな雰囲気にしたい場合は、赤や黄色・黒・金など、背景になじみやすい色を選ぶのがポイントです。
衣装に合わせてヘアアクセサリーや小物、ブーケなどの色をコーディネートしてみるのも楽しいですね♪
・和装ならではの小物使いが映える
和装撮影では和傘や扇子など、和を感じさせる小物を撮影に取り入れる場合も多いです。
小物を使った撮影でいえば、もみじの並木道を相合傘で歩いているショットや、扇子で口元を隠したショットなどが人気です。秋の風景と相まって、バリエーション豊かな写真が撮れますよ。
・気候が穏やかで涼しく、快適に撮影できる
紅葉が美しい11月ごろは、夏や冬に比べ気候が安定しており、過ごしやすいシーズンです。和装は暑さや汗が気になりがちですが、秋ならその心配も少ないでしょう。
たくさん歩いたり動きのある写真を撮ったりする場合でも、安心して撮影を進められます。
・紅葉+和風の建物で、風情豊かなショットが撮れる
神社やお寺・日本家屋などでの撮影時にも、バックに紅葉やイチョウを映しこんで撮ることで、風情豊かなウェディングフォトに。
縁側に座って2人で紅葉を見上げるショットや、もみじの葉に手を伸ばすショット、落ち葉のじゅうたんを2人で歩くショットなど、情緒あふれる写真を撮ることもできます。
美しい木々の赤・黄のグラデーションが楽しめる秋は、和装で前撮りを撮影するのにぴったりの季節。
舞い落ちる紅葉を眺めながら赤い落ち葉のじゅうたんを歩けば、まるで2人の門出をお祝いしてくれているかのような、ロマンチックな雰囲気に浸れるのも魅力です。
和装での前撮りをお考えの方は、ぜひ秋のロケーション撮影を検討してみてくださいね。