vol.281
前撮り

前撮りで男性が着るのは? 知っておきたい「新郎衣装」の種類と選び方

前撮りで男性が着るのは? 知っておきたい「新郎衣装」の種類と選び方

前撮りの際、もっとも悩むのが衣装選びですよね。女性がメインで男性が二の次になりがちですが、新郎衣装にもさまざまな種類があるため、適当に選ぶのはNGです。具体的にどのような種類があるのか、それぞれの特徴や選び方とあわせてご紹介します。

ウェディングの衣装選びでは女性がメインとなり、男性の優先順位は低くなりがちです。しかし、結婚は新郎新婦の二人が主役。前撮りで着用した衣装も写真として永遠に残ります。適当に選んで写真の雰囲気や衣装のバランスが悪くなったら、見返す度に後悔してしまいそうですよね。

ドレスに比べるとバリエーションが少ないように思える新郎の衣装ですが、実はさまざまな種類があり、色柄によっても印象が大きく変わります。理想通りの前撮りを叶えるために、新郎衣装の種類や選び方をしっかりチェックしておきましょう。

【目次】
• 前撮りで男性が着る「新郎衣装」の種類と特徴
• 前撮りに適しているのは? 新郎衣装の選び方
• 新郎衣装の色や柄・それぞれが持つ印象とは
• 男性の前撮り衣装はレンタルする? それとも購入する?
• 男性もお気に入りの衣装で前撮りを楽しもう

前撮りで男性が着る「新郎衣装」の種類と特徴



前撮りや結婚式で男性が着用する新郎衣装には、いくつかの種類があります。見た目はどれも素敵で目移りしてしまいますが、実はそれぞれ格式やルーツ、着こなし方が違うってご存じでしたか? 前撮りにふさわしい衣装を選ぶために、まずは新郎衣装の種類と特徴をチェックしてみましょう。

タキシード

新郎衣装でもっともポピュラーなのはタキシードです。実際の挙式でも約8割の新郎がタキシードを選んでいるといわれています。ウェディングに用いられるタキシードの場合、ジャケットの丈はお尻が隠れる程度。ショート丈も人気ですが、お尻全体が出てしまうのはビジネススーツのようで結婚式にはふさわしくないと考えられています。

タキシードは本来、夜間に着用される準礼装です。しかし、日本では昼夜問わずあらゆるシーンで着用できます。もともと礼装の決まりは海外からもたらされたもの。時間帯によって適した礼装は異なりますが、日本だとそこまで厳密に気にする必要はないといわれています。実際、セレモニーのレッドカーペットでもタキシードを着ている俳優さんがいらっしゃいますよね。それくらいタキシードは幅広く使える礼装なのです。

そんなタキシードですから、色や柄のバリエーションも豊か。さまざまな色柄からお気に入りの一着を見つけられることも、タキシードが人気を集めている理由の1つです。

フロックコート

フロックコートは、タキシードに次いで人気の洋装です。タキシードに比べるとそれほどメジャーではありませんが、挙式や披露宴で広く着用されています。

フロックコートの特徴は、膝に届くくらい長い丈のジャケット。さらに裾が水平にカットされたように直線的で、古風な印象を与えます。もともと19世紀中ごろから20世紀初頭のヨーロッパで広く用いられた礼装ですから、トラッドな雰囲気を持ち合わせているのです。

そんなフロックコートは本来、昼間に着用される正礼装です。このあとにご紹介するモーニングコートの登場で、昼間の正礼装として用いられることは少なくなりました。しかし、日本のウェディングシーンでは今も多くの方から「男性らしい雰囲気が素敵」「厳かなシーンに合う」と好まれています。

かつてはジャケットのボタンが二列になったダブルブレストが主流でしたが、現在はボタンが一列のシングルブレストが多くなっています。また、最近ではショート丈のフロックコートも人気です。タキシードほどではありませんが、さまざまなバリエーションから選べるのは嬉しいですね。

モーニングコート

モーニングコートはやや長めのジャケットで、前裾が丸みを帯びた形にカットされているのが特徴です。もともとは18世紀の英国貴族が乗馬で着用し、そのまま宮廷に上がれるように作ったのがルーツだといわれています。基本的な着こなしは、黒のジャケットに縦縞模様のスラックスを合わせます。トラディショナルな見た目ですが前裾が曲線的なので柔らかく、優しげな印象も与えてくれますよ。

そんなモーニングコートは、昼間に着用する中でもっとも格式が高い正礼装です。フォーマル度が高いため、表彰式や叙勲式で着用される男性も多くいらっしゃいます。

ウェディングシーンでは、新郎新婦の父親が着ているイメージが強くなっていますが、もちろん新郎も着用できます。チャペルやホテルなど、格式高い場所で前撮りしたい方におすすめですよ。親族とかぶるのを避けたい方は、色やデザインを変えて差別化すると良いかもしれませんね。

テールコート



テールコートも長めのジャケットが特徴です。フロックコートやモーニングコートと違うポイントは、前裾は短くカットされ、後ろが膝裏辺りまで長く伸びていること。佇まいだけでなく、歩く姿も様になりますよ。ちなみにテールコートは、日本でいう「燕尾服(えんびふく)」に該当します。テール(テイル)は「尾」を意味し、燕の尾のように長いことを表しているのです。

そんなテールコートは、夜間に着用する中でもっとも格式高い正礼装です。白い蝶ネクタイとベストを合わせる「ホワイトタイ」が基本的な装いになります。ナイトウェディングだけでなく、「結婚式でタキシードを着るから前撮りでは違う衣装を着たい」という男性にもおすすめです。

そもそもテールコートも、乗馬服が起源だといわれています。後ろの裾の切れ込みは、馬に乗りやすくするためなのです。ウェディングシーン以外だと、オーケストラの指揮者が着てるイメージが強いかもしれませんね。非日常感を強く演出できることが、テールコートの魅力といえるでしょう。前撮りでクラシカルな雰囲気を楽しみたい方は、着用してみてはいかがでしょうか。

ディレクターズスーツ

ディレクターズスーツは、モーニングコートのジャケットの丈を短くしたような見た目で「ショートモーニング」とも呼ばれています。黒のジャケットに縦縞模様のスラックスを合わせるのはモーニングコートと同じ。ですが若干ドレスダウンしているため、カジュアルで軽やかな印象を与えるのが特徴です。

そもそもディレクターズスーツは、昼の準礼服にあたります。欧米でディレクター(管理者)が着ていたことから、この名前で呼ばれるようになりました。モーニングコートなどの正礼装と比較するとやや格が下がりますが、近年の日本では正礼装・準礼装の区別はあまり意識されていません。「ディレクターズスーツが好み」「周りと差別化したい」という方は、ぜひ前撮りに着用されてくださいね。

前撮りに適しているのは? 新郎衣装の選び方



衣装の種類が確認できたら、次は選び方が重要です。「何を基準に選べばいいの?」と迷っている方は、以下の3つのポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか。あくまでもコーディネート例なので、最終的にはお二人の好みで選んでくださいね。

1.前撮りの場所に合ったものを選ぶ

新郎の衣装に迷ったときは、前撮りをする場所に合わせてみましょう。ロケーションやスタジオとの相性を考えて最適な衣装を選べば、写真に収めたときのバランスが良くなり、仕上がりもランクアップしますよ。

たとえば迎賓館や宮殿といった格式高い場所で前撮りをするなら、フロックコート、モーニングコート、テールコートなどの正礼装がおすすめです。丈の長いジャケットが厳かな雰囲気を醸し出し、美しくも落ち着きのある写真に仕上がります。

近代的なチャペルであれば、スマートなタキシードやディレクターズスーツ、細みのフロックコートやテールコートが似合いやすいでしょう。ショート丈のジャケットやスリムなシルエットが洗練された印象を高めてくれますよ。

自然豊かな屋外で前撮りをする場合は、軽やかなタキシードがおすすめ。丈が短いのでカジュアルな雰囲気が演出できますし、アクティブなポーズも取りやすいはずです。また、バリエーション豊かなタキシードなら、色柄にも変化を加えられます。たとえば海を背景に撮るなら、ブルーやホワイトのタキシードが映えるでしょう。晴れた空や生い茂った木々など、それぞれの背景に似合う一着を選んでくださいね。

最近は、暗めのスタジオで重厚感たっぷりに撮影する手法も人気です。そんな前撮りでは、格式の高さがうかがえるモーニングコートが素敵。黒だけでなくホワイトやグレーのモーニングコートも、照明を落とした空間にキリッと映えますよ。

以上のように、撮影場所が決まったらどのような雰囲気で撮りたいのか、パートナーと話し合っておくと衣装も選びやすいはずです。

2.新婦のドレスに合ったものを選ぶ



前撮りの写真には新郎新婦お二人の姿が残りますから、ドレスとのバランスも重要です。格式や雰囲気が合っていなければ違和感のある写真になってしまうことも。そんな失敗を避けるために、ぜひ以下もヒントにしてみてくださいね。

・Aラインのドレスに似合う新郎衣装
Aラインのドレスは、アルファベットのAのように裾が広がっているのが特徴です。どなたでも似合いやすいシルエットなので、選ばれる花嫁さんも多いでしょう。ベーシックなドレスですから、新郎衣装も一番選ばれているタキシードがおすすめです。厳かな場所で前撮りするなら、黒のタキシードがいいでしょう。

・プリンセスラインのドレスに似合う新郎衣装
プリンセスラインは、上半身がフィットしていてウエストからはフレアで大きく広がっています。その名の通り、お姫様のように華やかで可愛らしいシルエットが特徴です。そんなゴージャスなドレスですから、新郎衣装も存在感があるものが◎。タキシードはもちろん、デザイン性の高いフロックコートやテールコートも似合いやすいでしょう。色はシルバーなど、パール感のあるものが素敵ですよ。

・スレンダーラインのドレスに似合う新郎衣装
スレンダーラインは、体のラインに沿った細みのドレス。スタイリッシュで落ち着いた雰囲気を持っているのが特徴です。大人っぽい装いですから、新郎衣装は黒やネイビーのタキシードが似合いやすいでしょう。また、シックなフロックコートもおすすめ。スレンダーラインもフロックコートも縦のラインが強調されるので、二人のバランスが良くなります。高身長カップルはとくに素敵に着こなせますよ。

・マーメイドラインのドレスに似合う新郎衣装
マーメイドラインは、人魚の尾びれのように膝下が広がっています。とてもエレガントで女性的なのが魅力です。そんなマーメイドラインには、グレーやボルドーなど男性の色っぽさも引き出してくれる色のタキシードがおすすめ。アンニュイな雰囲気がオリジナリティ溢れる前撮りを叶えてくれます。また、クラシカルなテールコートもマーメイドラインの優美さを引き立ててくれるでしょう。

・エンパイアラインのドレスに似合う新郎衣装
エンパイアラインは、胸下に切り替えがあるハイウエストが特徴のデザインです。裾の広がりは抑えめて、シンプルかつ落ち着いた印象を与えます。ですから新郎側も、シンプルなタキシードやフロックコートがおすすめ。エンパイアラインのドレスにはフェミニンな雰囲気もありますから、ベージュやブラウンの温かみのあるタキシードもいいでしょう。

・ミニ丈のドレスに似合う新郎衣装
脚見せが特徴的なミニ丈のドレスは、可愛らしさと若々しさを兼ね備えています。カジュアルな雰囲気もありますから、ブルーやグリーンといったカラフルなタキシードを合わせてみてはいかがでしょうか。また、柄の入った個性的なタキシードもよく似合うでしょう。思い切ってハーフ丈のパンツを合わせるのも◎。ビーチなどでのロケーション撮影がよりいっそう楽しくなるはずです。

3.自分の体形に合ったものを選ぶ



ウェディングドレスは、新婦の体型によって似合う形が違うといわれています。それと同じように、新郎に似合う衣装も体型によって異なるもの。適切なサイズ感や似合う形を選ばないと、スタイルが悪く見えてしまう恐れもあるのです。スタイリッシュな写真を残せるように、体型の悩みをカバーしてくれる衣装を見つけましょう。

・小柄な体格の男性に似合う新郎衣装
小柄だと、体格を大きく見せてくれるようなオーバーサイズの服を選びがちです。しかし、フォーマルな衣装で大きなサイズを選ぶと”服に着られている感”が出て、かえって小柄が目立ってしまう恐れがあります。また、横に広がって身長がより低く見えてしまうことも。

そんな失敗を避けるためには、ジャストサイズを選ぶことが重要です。ジャケットの丈があまり長くないタキシードや、前丈が短くカットされているテールコートだとバランスよく見えるでしょう。

そして色は、ベージュやグレージュなど、明るめの暖色系がおすすめ。膨張色のため、体を自然と大きく見せてくれますよ。光沢感のある素材も光を集め、存在感を高めてくれるので効果的です。

・高身長・細身な男性に似合う新郎衣装
高身長の男性は体型にあまり悩みがないかもしれませんが、細い方だと「頼りなく見えるのは避けたい」と思うこともあるのではないでしょうか。その場合は、ピッタリした衣装より、ほどよいゆとりのあるサイズ感がおすすめです。さらにボリュームを出したいなら、膨張色のベージュやグレーを選ぶといいでしょう。

衣装の種類は、ジャケットの丈が長いフロックコートが◎。高身長の方に一番似合う衣装だといわれています。縦のラインが強調されながらも、裾が直線的なので男性らしい印象になりますよ。スラッとした着こなしに、パートナーも惚れ直すかもしれませんね。たとえ細身でパンツがぶかぶかでも、長めのジャケットで隠せるので安心です。

・ぽっちゃり体型の男性に似合う新郎衣装
ぽっちゃり体型の男性の場合は、体を引き締めて見せる衣装を選ぶことが大切。ゆとりのあるサイズ感は避けて、ジャストサイズの衣装を選びましょう。

色は、黒やダークグレーなど、暗めのほうが細く見える効果があります。特にベストはお腹周りに着用するものですから、暗めを選ぶことをおすすめします。光沢があると体のハリが目立つ恐れがあるので、光が集まりにくいマットな素材を選ぶといいでしょう。また、体型をスラッと縦長に見せたい場合は、ストライプ柄を選ぶのも効果的です。

タキシード以外で選ぶなら、前丈が短くカットされたテールコートがおすすめです。重心が高く見えるので、脚長効果が期待できますよ。

・がっしり体型の男性に似合う新郎衣装
胸板が厚く、肩幅が広いがっしりとした体型はとても男性らしいもの。しかし、「前撮りではもう少しスッキリ写りたい」と思っている方もいるのではないでしょうか。そんな方には、締め色である黒のジャケットに、グレーなど明るめの色のパンツをあわせる方法がおすすめです。色で上下にメリハリをつくることで、上半身を引き締めて見せる効果があります。逆に下半身のボリュームが気になる場合は、明るい色のジャケット×黒のパンツというコーディネートが効果的です。

また、顔周りや上半身のボリュームが気になる方には、横に広がる蝶ネクタイより、縦に伸びるネクタイのほうが◎。顔周りをすっきり細く見せてくれます。ジャケットやベストのVゾーンが深いものなら、さらに縦のラインが強調されるのでスマートな印象になるでしょう。ぜひ鏡を見ながらチェックしてみてくださいね。数センチの差でも、見え方が変わってきますよ。

・なで肩の男性に似合う新郎衣装
「なで肩で華奢に見えてしまう」とお悩みなら、衣装の襟に注目しましょう。襟が尖ったピークトラベルは顔周りにボリュームを出してくれるので、なで肩を目立たなくしてくれます。ダブルパイピングで襟が強調されているものなら、より効果的でしょう。逆に、襟が丸く細いショールカラーは肩幅を狭く見せてしまうことがあるので避けたほうが無難です。

衣装の種類としては、タキシードやテールコートなど、ジャケットの丈や前丈が短いものがおすすめです。縦長のシルエットを強調するより、上半身をコンパクトに見せるほうが肩幅を広く見せる効果があります。もちろん肩パットを入れる方法も効果的です。気になる方は遠慮せず、スタイリストに相談してみてくださいね。

新郎衣装の色や柄・それぞれが持つ印象とは



前撮りの新郎衣装は、バリエーション豊富な色柄から選ぶことができます。嬉しい反面、「どれを選べばいいの?」と悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。そんな方に向けて、それぞれの色柄が醸し出す雰囲気や、アレンジ方法などをご紹介します。選ぶとき、着こなすときの参考にしてみてくださいね。

ホワイト

ホワイトは、前撮りでも人気の王道カラーです。純白のウェディングドレスと相性が良く、上品さや優美さを表現できます。全身を白で統一したオールホワイトなら、よりスタイリッシュな印象になりますよ。

「遊び心を演出したい」「オリジナリティが欲しい」という場合は、一部に色を取り入れる方法がおすすめです。たとえばネクタイやポケットチーフを黒にすれば、メリハリが生まれておしゃれ度もアップします。アレンジしやすい点も、ホワイトのメリットです。

ブラック

格式高い定番色といえば、ブラックです。男性らしさや誠実さが表現できるうえに、誰でも似合いやすいことがメリット。厳かなシーンにも適していますから、黒を選べば間違いないでしょう。体型を引き締めて見せてくれることも、選ばれるポイントです。

また、ブラックもアレンジしやすく、差し色を加えるとオリジナリティを演出できます。たとえば前撮りで新婦との統一性を演出したいなら、ネクタイやベストの色をドレスの色と同じにする方法がおすすめ。リンクさせることで仲の良さが表現できて、幸福感あふれる写真に仕上がりますよ。

グレー

グレーは、近年とくに注目されている人気色です。白や黒に比べると主張が柔らかく、優しげな雰囲気になることがポイント。あまりかしこまった印象にしたくない男性にもおすすめです。

そんな優しい雰囲気を大切にしたいなら、全体をグレー系で統一しましょう。パステルピンクやパステルブルーなど、淡い色との組み合わせも素敵です。可愛らしいブートニアとの相性も抜群ですよ。逆にキリッと引き締めたいなら、黒を部分的に取り入れてみてくださいね。

ベージュ



ベージュは温かみを表現できるカラーで、自然の中での前撮りやガーデンウェディングなどで選ばれています。草花や太陽光によく映える色といえるでしょう。体を大きく見せてくれる膨張色なので、細身な方や小柄な方にもおすすめです。

シルバー

シルバーは一見グレーに似ていますが、光沢があるのでとても華やか。ボリュームのあるゴージャスなドレスや、色とりどりのカラードレスにも負けない存在感があります。照明に映える色なので、スタジオでの前撮りにもおすすめですよ。

ゴールド

ゴールドもベージュに似ていますが、光沢感が豪華さを演出してくれます。ウェディングシーンでははっきりとした金色より、シャンパンゴールドのような優しい色合いが人気です。

また、シルバーやゴールドのような光沢のある衣装は若々しい印象も与えてくれます。若見えを叶えたい方は、ぜひ活用してみてくださいね。

ネイビー

ネイビーは、日本人の肌になじみやすい色といわれています。実際、普段着用するスーツでも人気の色ですよね。ベーシックなカラーでありながらも地味になりすぎず、おしゃれな雰囲気を演出してくれますよ。

ブルー

ネイビーに比べて明るめのブルーは、カジュアルでフレッシュな印象を与えます。白のネクタイやベストと合わせると爽やかさがアップして、海や空を背景にした前撮りにもぴったり。リゾートウェディングでも人気の組み合わせです。

ブラウン

暖色系のブラウンは、落ち着いた大人っぽい印象を与えてくれます。年齢を重ねたダンディな男性にも似合いやすいでしょう。また、秋の紅葉シーンや、木のぬくもりを感じさせる木造チャペルでの前撮りにもおすすめです。背景とリンクさせることで、統一感のある写真を残せます。

ただし、マットな濃いブラウンだと落ち着きすぎて年齢が上がって見えてしまうことも。若々しさを演出したい場合は、少し光沢感のある明るめのブラウンを選んでみてくださいね。

ストライプ柄

婚礼衣装は無地が定番ですが、ストライプ柄も人気です。とくに柄の主張が控えめなシャドーストライプは、どんなドレスとも喧嘩せず、さりげなくおしゃれに着こなせます。見る角度によって柄が浮き出るので、ワンランク上の装いになりますよ。

また、ストライプ柄は縦に流れるラインによって、体型を引き締めて見せてくれます。背を高く見せたい方にもおすすめです。

チェック柄

チェック柄は、トラディショナルかつカジュアルな雰囲気を併せ持っているのが魅力です。前撮りに着用すればオリジナリティ溢れる写真が残せるでしょう。もともと温かみのある柄なので、秋冬の前撮りにもぴったりです。

チェック柄は女性にも人気ですから、着こなせば「可愛い」「おしゃれ」と褒められること間違いなし。ただし、主張がやや強い柄なので、ドレスとの相性を考える必要があります。試着する際は実際に横に立ってみて、違和感がないかチェックしてくださいね。


https://www.shutterstock.com/ja/image-photo/gray-check-jacket-holiday-events-1624813129

男性の前撮り衣装はレンタルする? それとも購入する?

前撮りをするとき、気になるのが衣装をレンタルするか、購入するかということ。「レンタル代を払うくらいなら購入したほうがお得かも?」と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、前撮りのプランには基本的に衣装のレンタル代が含まれていますから、わざわざ購入する必要はありません。

そもそも新郎衣装を購入するとなると、平均して20万円ほどの費用が必要になります。ハイブランドの衣装であれば、さらに高額になってしまうでしょう。前撮りの費用を抑えたい方、他のことにお金を回したい方には、レンタル代が含まれているお得なプランがおすすめですよ。



男性もお気に入りの衣装で前撮りを楽しもう

今回は、意外と知らない点も多い新郎衣装の種類や選び方をご紹介しました。前撮りでは、男性も結婚式当日とは異なる衣装で撮影できたり、ロケーション撮影が楽しめたりと忘れられない思い出もつくれます。

そんな前撮りだからこそ、おざなりに衣装を選ぶのは避けたいもの。ぜひ、種類や色柄それぞれの特徴をチェックして、ご本人に一番似合う衣装を見つけてくださいね。お気に入りの一着で前撮りをおこない、見る度に笑顔になれる素敵な写真と思い出を残しましょう。

ONESTYLEスタッフ

このコラムを書いた人

ONESTYLE スタイリストチーム

ONESTYLEでヘアメイクや衣装のコーディネートを担当しているスタッフチームです。
最新のブライダルヘアメイク事情や、流行の婚礼衣装についてご案内します。衣装と合わせて、多くの花嫁さまが気にされている美容に関連する情報なども発信していきます。

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