フォトウェディングに最適なメイクは? 自分史上最高の表情を叶えよう
フォトウェディングでは衣装や撮影場所はもちろん、メイクにもこだわりたいですよね。どのようなメイクがフォトウェディングに適しているのか、プロメイクとセルフメイクの違い、成功に導くための準備方法などとあわせてご紹介します。
フォトウェディングでは、衣装やロケーション、写真に残したいイメージなど、事細かに考えてから撮影に臨むもの。では、当日のメイクはどうすればいいのでしょうか? 「自分でメイクをするの?」「フォトウェディングにはどんなメイクが合うの?」と、メイクに関してさまざまな疑問を抱いている方も多いはずです。
花嫁の印象は衣装だけでなくメイクによっても左右されますから、きちんと計画を立てておきたいですよね。そこで今回は、フォトウェディングのメイクに関する情報をまとめてご紹介します。セルフメイクとプロによるメイクの違い、当日までの準備など、気になる点をくわしくチェックしてみましょう。
【目次】
• そもそもフォトウェディングのメイクは誰がする?
• 慣れないメイクは不安……セルフメイクでもOK?
• セルフメイクのメリット・デメリット
• プロにメイクを任せるメリットとは
• プロにメイクを任せるときに伝えたいポイント
• 当日までにやっておきたいお肌のお手入れは?
• 当日はすっぴんで行くべき? スキンケアは?
• フォトウェディングにはどんなメイクが適している?
• フォトウェディングにおすすめのメイクアレンジ
• 自分史上最高のメイクで満足のいくフォトウェディングを
そもそもフォトウェディングのメイクは誰がする?
プランによって異なりますが、基本的にはスタジオに所属するプロがヘアメイクをおこないます。フォトウェディングの費用には撮影代、衣装や小物のレンタル代とともに、ヘアメイク代も含まれているのです。フォトグラファー、ヘアメイクスタイリスト、スタッフ、すべてが1チームとなって対応してくれるプランであれば、満足度の高いフォトウェディングが叶いますよ。
慣れないメイクは不安……セルフメイクでもOK?
フォトウェディングのプランにはヘアメイクが含まれていますが、「自分でメイクをしたい」「いつもと違うメイク用品を使うのは不安」という場合は、セルフでおこなってOKです。ただし、何も言わずに当日セルフメイクで撮影に向かうと混乱を招いてしまいます。依頼するスタジオには事前に「自分でメイクがしたい」と伝えておきましょう。
セルフメイクのメリット・デメリット
セルフメイクにもメリット・デメリットがあります。プロに任せるかセルフメイクにするか悩んでいる方は、以下を参考にしてみてくださいね。
セルフメイクのメリット
・肌に合ったメイクができる
セルフメイクのメリットは、自分の肌に合ったメイクができること。自分の肌質や肌悩みを分かっていますから、負担が少なく荒れにくいメイクができます。
・自分好みに仕上がる
普段からメイクにこだわりがある方なら、自分の顔に合ったポイントメイクを把握できているので安心感があるでしょう。自分好みに仕上げられることも、セルフメイクの大きなメリットです。
セルフメイクのデメリット
・撮影に向かないメイクになる恐れがある
フォトウェディング時のメイクは、「撮影に向いているかどうか」がとても重要です。たとえば色が明るすぎるファンデーションを使うと、顔が真っ白に写ってしまう「白浮き」が起こる恐れがあります。また、ナチュラルなメイクを目指した結果、「薄すぎてすっぴんのように見えてしまう」という失敗も起こり得ます。いくらメイクの仕上がりが美しくても、スタジオやロケーション先で綺麗に撮影できるとは限らないので注意が必要です。
・メイクが崩れやすい可能性がある
セルフメイクでもう1つ気をつけたいポイントは、メイクの崩れやすさです。フォトウェディングでは慣れない衣装を着て長時間撮影をしますから、汗や皮脂が出やすいもの。時間が経つごとにメイクが崩れ、写真写りが悪くなってしまうこともあるのです。
プロにメイクを任せるメリットとは
ここまではセルフメイクについてお伝えしました。では、プロのヘアメイクに任せたときのメリットを確認しておきましょう。
写真映えするメイクに仕上がる
プロのヘアメイクさんは、写真映えするメイクを熟知しています。撮影する場所や時間帯に合ったメイクに仕上げてくれるため、白浮きする心配もありません。また、熟練のメイクさんであれば衣装やアクセサリー、パートナーとのバランスも考えてくれます。フォトウェディング用のメイクは普段より濃いめになりますが、違和感なく仕上げてくれますよ。
新たな自分を発見できる
「自分でメイクをするといつも同じ雰囲気になってしまう」という方も多いはず。また、「このメイク、本当に自分に合っているのかな?」と日頃から疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。そんな方にも、プロの手によるメイクがおすすめです。魅力を活かしつつ、クマやシミなどを巧みな技でカバーしてくれるので、今まで見たことのない新たな自分と出会えますよ。
長時間の撮影に耐えられるメイクに
プロのヘアメイクアーティストは、崩れにくいメイク方法も把握しています。ベースメイクアイテムもバリエーション豊かに用意していますから、汗や皮脂の量が多い夏場も安心して任せられます。
プロにメイクを任せるときに伝えたいポイント
実際にメイクをプロに頼むときは、以下のようなことを伝えるとスムーズです。当日理想のメイクに仕上げてもらうために、しっかり確認しておきましょう。
希望するイメージを伝えておく
さまざまなシーンで腕を磨いたプロのヘアメイクでも、個人の好みや理想までは簡単に察知できないもの。希望するイメージや好みのヘアメイクがあるなら、事前に必ず伝えておきましょう。理想とするメイク画像を用意しておくと伝えやすいですよ。SNSで見つけた映像や雑誌の切り抜きなどもおすすめです。お気に入りの写真を残すために、ぜひ遠慮なく伝えてみてくださいね。
肌質や肌悩みについて相談する
メイクを美しく仕上げるためには、肌質に合ったアイテムを使う必要があります。たとえば乾燥肌なら、保湿力の高いファンデーションが必要になるでしょう。そのように対応してもらうために、肌質や肌悩みも事前に相談しておくことをおすすめします。カバーして欲しいシミやクマ、ほくろなどもあったら伝えておくと安心です。
メイク中に違和感があったらすぐに伝える
要望を事前に伝えておいても、当日のメイク中に「イメージと違うかも」と違和感が生じることがあります。その場合も遠慮せず、すぐに「こうして欲しい」と希望を伝えましょう。そのまま違和感を無視してメイクを続けた場合、後悔が残る恐れもあるので、ぜひ言葉にしてくださいね。要望を伝えた分だけ、満足度の高いメイクに仕上がりますよ。
当日までにやっておきたいお肌のお手入れは?
美しいメイクに仕上げるためには、肌のコンディションも重要です。当日笑顔で過ごすために、以下のようなお手入れを準備期間に取り入れてみてはいかがでしょうか。
エステ
肌のくすみや毛穴の開きなど、セルフケアで改善しにくい肌悩みを抱えているなら、エステサロンに頼るのも1つの方法です。ウェディングプランといった、短期間で集中的にケアできるコースもあるので検討してみてはいかがでしょうか。
シェービング
顔の産毛を剃っておくと、肌の透明感がアップするとともにベースメイクのノリが良くなります。ただし、撮影前日に剃ると赤みが残ってしまうことも。1週間~3日前ぐらいに剃っておくといいでしょう。自分での処理に不安がある場合は、シェービングサロンの利用がおすすめですよ。
フェイスパック
肌の透明感を高めたい方には、フェイスパックもおすすめです。肌にうるおいを集中的に与えることでキメが整い、トーンアップ効果が期待できます。撮影前日まで定期的に取り入れるといいでしょう。
敏感肌の方は無理せずいつも通りに
撮影までのお手入れ方法をご紹介しましたが、肌が敏感な方はスペシャルケアをやりすぎると肌荒れを招く恐れがあります。敏感肌は肌表面の角質層がもともと薄く、シェービングやパックで炎症を起こしやすいのです。荒れやすい方は無理せず、いつも通りのやさしいケアで本番に臨んでくださいね。
当日はすっぴんで行くべき? スキンケアは?
意外と気になるのが、フォトウェディング当日、どのような状態で撮影に向かえばいいかということ。「スタジオまで距離があるから軽くメイクをしていきたい」という方も多いのではないでしょうか。しかし、当日ヘアメイクをしてもらうなら、すっぴんで行くのがベスト。メイクをしていると落とす必要があるため、余計な手間がかかってしまうのです。
なお、朝のスキンケアは普段通りにしておきます。たとえばいつも朝に洗顔し、基礎化粧品で保湿しているなら、その通りのケアをして撮影に出かけましょう。スペシャルケアとしてパックなどを使用してもOKですが、敏感肌の方は荒れないように気をつけてくださいね。
なお、撮影当日に万が一肌が荒れていても、プロのヘアメイクを頼れば心配いりません。メイク前には適切にスキンケアをしてくれますし、荒れた部分をカバーし、赤みやカサつきも目立たなくしてくれます。また、寝不足でクマが生じていても、コンシーラーなどを駆使して隠してくれるので安心です。たとえコンディションが悪くても落ち込まず、明るい気持ちで撮影に向かいましょう。
フォトウェディングにはどんなメイクが適している?
どんなにお化粧に慣れている方でも、フォトウェディングに最適なメイクは分からないもの。具体的にどんなメイクをすればいいのか、オリジナリティを出すヒントとあわせてチェックしましょう。
写真映えするやや濃いめのメイク
フォトウェディングでは、ドレスや和装など華やかな衣装を身にまとって撮影します。そんな存在感の強い衣装に負けないように、メイクも普段よりやや濃いめに仕上げるのが一般的です。ただし、派手にすればいいというわけではありません。衣装との相性を考えて、上品で華やかな印象にすることがポイントです。「どんなメイクがいいか想像がつかない!」という場合は、撮影スタジオの実績や結婚情報誌の写真などを参考にすると分かりやすいですよ。
洋装・和装によってメイクを変える
洋装と和装、それぞれ似合うヘアスタイルが異なりますよね。それと同じように、似合うメイクも違うもの。たとえば洋装には、ハイライトやシェーディングを駆使した立体感のあるメイクがマッチします。対して和装には、平面的でマットな質感のメイクに仕上げるのが一般的です。もちろん自分好みに仕上げるのが一番ですが、どんなメイクにしようか迷ったときは衣装が持つ雰囲気や伝統を基準にしてみましょう。
つけまつ毛で目元を際立たせる
華やかな衣装に負けない表情をつくるためには、アイメイクも重要です。まつげに長さやボリュームがあると目元が際立って眼力もアップしますから、つけまつ毛を利用するのもいいでしょう。伏し目がちになったときも女性らしく、魅惑的な目元になりますよ。プロにメイクを頼むときは、事前に「つけまつ毛を利用したい」と伝えておくと安心です。
季節やロケーションに合わせると◎
撮影時は、季節やロケーションに合わせたメイクに仕上げるのも素敵です。たとえば海がキラキラと輝く夏のビーチで撮影するなら、ブルーのアイシャドウを使ったメイクがおすすめ。さらにラインストーンを目元に2~3粒つければ、マーメイドのように魅力的な目元を作れるでしょう。そんな風に変化を加えることで、オリジナリティ溢れる写真を残せますよ。
フォトウェディングにおすすめのメイクアレンジ
最後に、フォトウェディングにおすすめのメイク例をご紹介します。なりたいイメージに沿うものがあれば参考にしてみてくださいね。
幸せあふれる血色感アップメイク
幸せいっぱいの表情で撮影したい方には、血色感のあるコーラルピンクを取り入れたメイクがおすすめです。アイシャドウ、チーク、リップをピンクで統一すると顔色が明るく見えますし、可愛らしさも強調できます。最近では、鼻先やあご、耳たぶにチークをふんわりのせる手法も人気です。トレンド感を演出したい方は試してみてくださいね。
洗練された印象の赤リップメイク
口元を凛々しく引き締めたいなら、赤のリップメイクを取り入れましょう。輪郭をしっかり描いて内側を塗りつぶすと、モード感が出ておしゃれな印象になります。さらに目元もクールに仕上げたい場合は、ブラックのアイラインを目尻長めに描くと◎。タイトなドレスや和装、冬のロケーション撮影などにマッチしますよ。
晴れた空に似合うオレンジメイク
太陽の下で撮影をするなら、ヘルシーなオレンジメイクがおすすめです。フレッシュ感のあるオレンジをチークやリップに取り入れることで、太陽に負けない存在感を引き出せます。オレンジのチークは、鼻筋を通って左右の頬に横長にいれると日焼け風メイクに。夏のフォトウェディングにいかがでしょうか。
自分史上最高のメイクで大満足のフォトウェディングを!
今回は、フォトウェディングで迷いがちなメイク方法についてお伝えしました。メイクはご本人の魅力をさらに高める魔法のようなもの。だからこそ、衣装だけでなくメイクもこだわりぬいて撮影に臨みたいですよね。
プロに頼るかセルフでおこなうかは好み次第ですが、メリットやデメリットをしっかり比較したうえで、納得できるメイク方法を選ぶことが大切です。そして当日は自分史上最高に仕上がったメイクで、満足のいくフォトウェディングを迎えましょう。