machikoとsayaの、おもひでぽろぽろ。

2012.09.12

machikoとsayaの、おもひでぽろぽろ。

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ONESTYLEの三十路photographer、MACHIKO と SAYA
近所のおばちゃん的ノリで、全てのお客様に安心感を与える事で有名な二人です。
これは、その二人の、夏の素敵な思い出のお話。

こちらの写真。

二人は仕事中も、仲良しですので、
夏のバカンスに二人で一緒に行く前の成田空港での一枚!

ではありません。

忘れもしない、8/24のお話です。

8/23
フォトグラファーチームで、写真展の打ち上げを兼ねて軽く呑みにいく。
1年間働きづめだったmachikoに、sayaは別れ際、
「一年間、おつかれさまでした。」
と心からの労いの気持を込め声をかけた。

8/24お昼休み、
sayaは1人でうどん屋さんでランチ。
machikoから電話がかかって来た。

「一生のお願いがあります。」

そしてsayaはmachikoの自宅を経由して成田空港へ向かう事になった。

しっかりもののmachikoに、sayaのような間抜け人間から言うのは屈辱的な一言となろうとも、
昨日の別れ際は
「パスポート忘れないで!」
と言うべきだった。

偶然など無い。
sayaはパスポートを届ける電車の中で、8/24までの自分の行動を思い返し、
人生は素晴らしき必然で組み合わされている。
そう思った。

8/24までのsayaは、machikoにパスポートを届ける為に全ての行動をとっていた。

①前日に、午前中の撮影を選んだ。
②珍しくお昼は渋谷駅寄り(machiko宅方面)のお店を選んだ。
③珍しく携帯電話に出た。しかもワンコール。
④お昼は冷やしうどんと持ち帰り可能コロッケだった。うどんが到着した瞬間に電話がかかってきたが、うどんだからすぐ食べれたし、コロッケは持ち帰った。
⑤お昼だけなのに、なぜかバッグを持って会社を出ていた。
⑥走りやすいサンダルだった。
⑦珍しく、分量的にも精神的にも、仕事で追い込まれてなかった。
⑧ここ半年ほど、月末は預金ゼロだったというのに、8月は奇跡的に、鍵の救急車分の預金がちゃんとあった。

「夏休み、楽しかったよ!」
と、帰って来てから言うmachikoの笑顔が見たくて!

何より、このミッションをmachikoが託してくれたのがsayaは嬉しかった。

お互いに、会えるまでの時間、

会えたら絶対に写真を撮るんだ
と思っていた。

時間もない中、machikoの家族が撮ってくれた写真は、一枚目、ピンぼけ。
奇しくも空港である事が確実に分かる一枚に。

普段私たちが撮る写真は、くだらない。かもしれない。

そのくだらなさすら、幸せだ。

写真は、本当に人を幸せにする。

こんなに素敵な出来事を、こんな風に残す事が出来るんだから。
ピンぼけしても、よく分かる二人の笑顔が、物語っている。

そしてmachikoはオーストラリアに旅立った。

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