FREEDOM

2013.11.02

FREEDOM

CATEGORY) 

去年より、瀬戸内の島々に、ちょこちょこと訪れている。

豊島のおっちゃんは、変わらず、

訪れるたびに、無償の愛情で、接してくれる。

 

島のおっちゃん達は、面白い。

 

また1人、出会ったおっちゃんの話。

 

男木島という島。

日本の灯台50選にも選ばれている灯台が、北西にある。

 

港から徒歩30分強の、いのししが出るかもしれない道のりを歩き、

たどり着くと、なんとも可愛らしい灯台が現れた。

誰もいない。

 

灯台の裏へ回ると小さいおっちゃんが、

「こんにちは」と通り過ぎた。

 

灯台前でのこちらのくだらないセルフポートレート撮影を終え、

帰りは、ずっと登りだな。ちょっと億劫だな。

と帰り道に出たところで、座り込んでいると、

 

軽トラに乗ったさっきのおっちゃんが来た。

 

ゆっくり私の近くで車を止めた。

何か言っていた。

 

もう一度聞き直すと、

 

「のるかー」

 

と、ロウテンションで発声していた。

 

大抵、島で声かけてくれるような”おっちゃん”たちはおしゃべりなのだが(褒め言葉)

こちらのおっちゃんは、

 

寡黙。

 

狭い軽トラの社内で、会話を繰り広げるのに質問するのは私の担当だった。

10分にも満たない短い時間だったはずだが、

そのなかで交わした会話。

 

私:「おじちゃんは漁師さんですか?」

(間)

おっちゃん:「いや 。     今は漁師じゃない」

(間)

おっちゃん:「百姓やな」

 

おっちゃんはニンニクを作っているらしい。

おっちゃんは最後、こういった。

 

「三分の一   (間)   農家」

「三分の一   (間)   管理」(灯台の管理をしているから、今回も灯台に居たらしい」

 

「三分の一」

(間)

 

「自由」

 

終始ゆっくりしゃべる寡黙な人。

最後の三分の一を、何と言うか迷ったと思われる “間”  、

が特に、長かったのが印象的。

 

こんなに、格好つけていない

“自由” という言葉、

わたしは過去に聞いた事があっただろうか。

 

先にあげた、くだらない私の、セルフポートレート撮影風景を、

1人で何度もシャッターを押しては、走っているセルフポートレート撮影風景を、

 

おっちゃんが見ていたかどうかはしらない。

 

photographer//SAYA

※島のおばちゃん、よけ過ぎて、土手。。

 

関連する記事をご紹介

期間限定のお得なフォトウェディング
キャンペーン情報

CAMPAIGN

今がチャンス!特典のプレゼントや特別価格で
お得に撮影できるキャンペーン開催中!

キャンペーン一覧