ヘアメイク アーティストTAIGA

ONESTYLEで見つけた、ヘアメイクとしての成長

ONESTYLEに入ってから、たくさんの経験を通して、少しずつですが確かな成長を感じています。

入社当初は、現場の空気にもまだ慣れず、先輩スタッフの動きを必死に目で追いながら、一つひとつの作業を覚えていく毎日でした。そんな中で迎えたヘアメイクデビュー。緊張で手が震えたことを、今でもよく覚えています。けれど、その一回をきっかけに、数多くのプロのヘアメイクさんたちの技術や、お客様への向き合い方を間近で学ぶ機会をいただけるようになりました。

ヘアメイクの世界は、教科書通りにはいきません。お客様の髪質や骨格、当日の体調や気分によっても、最適な仕上がりは一人ひとり違います。現場で先輩方の手元を見て、時には実際に手を動かしながら、「なぜこの技法を選ぶのか」「どうしてこの順番なのか」を一つずつ吸収していきました。そうした積み重ねの中で、どんな状況にも落ち着いて対応できる力が、自分の中に少しずつ育っていったように思います。

着付けについても、経験豊富な先生方が、本当に丁寧に、根気強く教えてくださいました。帯の結び方一つ、衿の合わせ方一つにも、長年培われてきた知恵と美意識が詰まっていることを知り、和装に対する理解がぐっと深まりました。最初は覚えることの多さに戸惑うこともありましたが、着崩れひとつないお客様の後ろ姿を見送るたびに、自分の中で確かな自信に変わっていくのを感じています。

そして何より、この仕事を続けていてよかったと思える瞬間があります。それは、仕上がった姿を鏡で見たお客様が、ふっと表情を緩め、笑顔になってくださるとき。緊張していたお客様ほど、その笑顔は格別です。何度経験しても、この瞬間だけは慣れることがなく、毎回心からの喜びを感じます。この一瞬のために、日々の練習や準備を頑張れているのだと、改めて実感する瞬間でもあります。

また、ヘアメイクの技術だけに留まらず、事務作業をはじめとした幅広い業務にも携わらせていただいています。最初は「なぜヘアメイクの自分が事務作業を?」と疑問に思うこともありました。けれど実際にやってみると、現場の裏側でどれだけ多くのスタッフが動き、準備を重ねているかを知ることができ、チーム全体の流れが見えるようになりました。一つの結婚式が完成するまでには、本当にたくさんの人の手が関わっている——その実感は、自分がヘアメイクとして現場に立つときの心構えにも、大きく影響を与えてくれています。

これからも、目の前のお客様お一人おひとりと丁寧に向き合いながら、一つひとつの現場を大切にしていきたいと思います。そして、お客様が「ここにお願いしてよかった」と笑顔で帰っていただけるよう、これからも技術と心の両面で成長し続けていきたいです。

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