桜色が2人を包む「榴岡公園」でのロケーションフォト

宮城県仙台駅の東に位置する都市公園「榴岡公園（つつじがおかこうえん）」。 1周1キロメートルを超える広大な敷地に、約360本もの桜が植栽される桜の名所として地域の人々に親しまれています。

榴岡公園は、四季を通してウェディングフォトの撮影スポットとして人気がありますが、春の季節は特にシダレザクラや八重桜を含むさまざまな種類の桜色で、ウェディング姿のお二人を華やかに引き立ててくれます。

満開時期が都心よりも少し長めなこともあり、遠方から榴岡公園へ撮影に訪れる人もいるといいます。そんな榴岡公園について、今回はご紹介したいと思います。

榴岡公園とは？

榴岡公園は仙台市宮城野区の、JR「仙台駅」から約1.6km、JR仙石線「榴ケ岡駅」からなら徒歩1分と、アクセスの良い丘陵地にあります。

17世紀末に仙台藩主（四代藩主）である伊達綱村が開設した馬場に、京都から取り寄せたシダレサクラなど1000本あまりを植えたのが始まりだと言われています。
市民にも開放されたこの場所は、「桜の馬場」と呼ばれ多くの人々に桜の名所として親しまれるようになりました。

年月を経るなかで戦後の荒廃や老衰に遭っても、植樹など手入れをおこなうことで桜の名所として大切にされてきた榴岡公園。平成元年には、日本の都市公園100選にも選ばれています。

シダレザクラや八重桜、ソメイヨシノや彼岸桜など、約360本もの桜が咲きほこり、元禄年間に伊達綱村によって植えられた紅白色のシダレサクラは「仙台枝垂桜」と呼ばれています。

榴岡公園では、毎年開花後の4月初旬から4月下旬にかけてさくらまつりが開催されています。期間中は、明かりがついた提灯によるライトアップが毎夜行われて、仙台名物が食べられる露天もならび、華やかな賑わいをみせます。

また公園内は、サクラだけでなく、ウメやツバキ、フジ、ハギなどが彩を与え、公園沿いにはクロマツの並木が美しく、四季を通して見ごたえのある花木を楽しむことができます。

榴岡公園でのロケーションフォト

アクセスの良い場所にありながら、広大な敷地で花木や緑のなかで撮影を行える榴岡公園。

桜の季節はウェディングフォトの前撮りとしても非常に人気の季節ですが、少し遅めに花が咲くシダレザクラが多いことから、撮影日程を調整しやすい榴岡公園はおすすめです。

ソメイヨシノや八重桜、彼岸桜、そして薄い黄金色の花を咲かせるウコンザクラなど、珍しい品種も存在し、長い期間花を楽しむことができます。

榴岡公園では、桜やツバキ、フジ、ハギなどの花木のほかにも、広々とした芝生広場や、「杜のうた」と題される噴水彫刻は、生命力溢れる活き活きとした演出を与えてくれるでしょう。

ONESTYLEでは、都会のオアシスとして人々の憩いの場、榴岡公園でロケーションフォトを行っています。和やかで楽しいロケーションフォト体験を行ってみませんか？