婚約したらカップルで縁結びのお礼参りをしよう
良い出会いを求めて縁結びのお願い事を神様にし、その後に婚約が決まったのなら、神社にお礼参りをして感謝の気持ちを神様に伝えるのが良いとされています。そこで、婚約したカップルに向けて、神社へお礼参りをする際の作法について紹介いたします。
結婚を望む多くの方は、「良い出会いがありますように」と神様にお願いごとをするでしょう。しかし、願いが叶った後の「お礼参り」については意外と忘れてしまう方も多いようです。縁結びの願掛けのお礼参りは、婚約が決まった時に訪れるのがおすすめです。そこで今回は、婚約したカップルに向けて、お礼参りの作法について紹介いたします。
婚約時のお礼参りとは?
お礼参りとは、神様にお願い事をしたことが叶ったときに、感謝の気持ちを伝えるために再び参拝することです。普段、誰かに何かをしてもらった時にお礼と言うのと同じ意味合いです。
神社へのお礼参りは、願い事の結果が出てから1年以内に訪れるのが良いとされていますが、結婚を望んで良い出会いを願った方なら、婚約をしたタイミングでお礼参りに訪れることで、神様に願い事の結果を報告するとともに感謝の気持ちを伝えやすくなるでしょう。
また、縁結びの場合は一人よりもカップルで訪れるのが良いとされています。
お礼参りの作法は?
お礼参りの作法は、基本的には一般的なお参りの作法と変わりません。まずは手水舎で手や口を清めてから本殿に向かいます。お賽銭を入れたあと、二礼二拍して報告とともに感謝の気持ちを伝えます。出雲大社の場合は二礼四拍が正式な作法になるので注意しましょう。
服装は礼服でなくても構いませんがカジュアルすぎないように気を付けます。昇殿参拝を希望するなら、男性は黒または紺色のスーツに落ち着いた色柄のネクタイ、女性は派手でないフォーマルスーツかワンピースを着用するのがよいでしょう。
神社でのお礼参拝のときの作法について紹介します。最初に神社に合格祈願や縁結びについて願をかけたときと同じ方法で大丈夫です。
婚約した時の感謝の気持ちを忘れずに
お礼参りは、必ずしなければならないものではありませんが、願いが叶ったら自然と神様への感謝の気持ちが沸いてくるものです。その気持ちを忘れないうちに神社へ足を運んで伝えることが大切です。カップルでお礼参りに訪れて感謝の気持ちを伝えることで、結婚やふたりの新生活に向けて、清々しい気持ちでスタートを切ることができます。
また、お礼参りと同時にエンゲージメントフォトの撮影を行うのもおすすめです。感謝の気持ちと新たな決意を抱く瞬間の記録を、写真として残しておくことで、後の長い結婚生活においてどんな困難にも乗り越えられる絆にも繋がることでしょう。