後悔しないために知っておきたい! フォトウェディングの失敗談とは?

フォトウェディングで撮影した写真は一生残るものだからこそ、絶対に失敗したくないですよね。しかし、期待いっぱいにフォトウェディングに臨んだものの、後悔が残ったという先輩カップルもいるものです。
万全の準備をして最高のフォトを撮影するためにも、世のカップルの失敗談をチェックしてみましょう。今回は、フォトウェディングでありがちな失敗談をご紹介いたします。
先輩カップルが経験した、フォトウェディングの失敗談
1. 格安プランを選んだらサービスが悪かった!
「ネットで見つけた格安プランに申し込んだら、衣装が数種類しかなかった」
「基本料金が安いお店を選んだら、ヘアメイクや小物類は別料金でかえってお金がかかった」
もともと基本料金が格安に設定されている場合、まるで課金システムのように、衣装代やアクセサリー代、フォトのプリント代やデータ代など、後から費用がかさんでしまうケースもあるものです。
後悔しないフォトウェディングをするために、目先の値段だけでなくお店の実績や評判などもチェックしておきたいですね。
2. 出来上がったフォトがイメージと違った!
「フォトの解像度が低く、きれいなドレスの質感が表現できていなかった」
「ノープランで撮影に臨んだので、ありきたりなフォトばかりになってしまった」
フォトウェディングをするカップルは誰でも、素敵なフォトを撮影したいという思いを抱えているはずです。
撮影前に、どんなフォトウェディングにしたいのかを2人でよく話し合っておくのが、イメージ通りの写真に仕上げるポイントといえるでしょう。
撮影前のカウンセリングを丁寧に行ったり、実績写真をたくさん公開しているお店を選ぶと安心です。
3. カメラマンの腕がイマイチだった
「カメラマンがロケーション撮影に慣れておらず、素敵なフォトが撮れなかった」
「カメラマンが無口で、どんなポーズや表情をすべきか分からないまま撮影が終わってしまった」
ウェディングフォトには最高の笑顔を収めたいものですよね。写真の仕上がりや撮影時の雰囲気作りはカメラマンの腕前にかかっているといっても過言ではありません。
フォトウェディングをするときには、カメラマンの腕前や経験を確認しておくのが安心です。
4. ヘアスタイルやメイクが気に入らなかった
「ビーチでの撮影だったのにヘアアレンジをダウンスタイルにしてしまい、バサバサになってしまった」
「ひと昔前のメイクを施され、老けた印象になってしまった」
事前にヘアスタイルとメイクの希望を伝えておいたのに、当日イメージと全く違うアレンジにされたという失敗談を持つ女性もいます。
ヘアスタイルやメイクに納得がいかないままだと、フォトウェディングが楽しめなくなってしまいますよね。
写真の仕上がりはもちろん、花嫁姿に自信を持ってフォトウェディングを楽しむためにも、ヘアメイクに定評のあるお店を選ぶことが大切です。
5. 着たい衣装やレパートリーが少なかった
結婚式や披露宴をしない代わりに、美しいドレスや厳かな和装で結婚写真を残したいと思う女性は多いでしょう。しかし、安易に費用の安いプランを選んでしまい「着たいと思う衣装がなかった」という理由で後悔する人もいます。フォトウェディングの撮影で着られる衣装は、プランごとに種類やグレードが決まっているケースがほとんどです。また、デザインが古めであったり状態が良くなかったり、あるいは気に入った衣装があってもサイズが合わなかったりということもあります。
アップグレードしたプランに気に入った衣装が用意されていたら、妥協して我慢するよりは、アップグレードして自分が着たいと思った衣装を着て思い出を残すほうが、後悔することははるかに少ないでしょう。もし、どうしても自分で用意したドレスを着たい場合は、それを持ち込んで撮影することになりますが、なかには衣装の持ち込みができないところもあるので、契約前にその点も確認しましょう。意外と盲点なのは男性用の衣装です。女性ほど種類は多くありませんが、少なくともサイズ合わせには気を配らなくてはなりません。また、あまり古いデザインでは新婦の衣装との釣り合いが取れなくなってしまうので注意が必要です。
フォトウェディングで後悔・失敗しないためのポイント
1. プラン内容に含まれているサービスをきちんと確認
フォトウェディングの失敗談で「安いプランを契約したものの選べる衣装が少なく、気に入ったものがないまま妥協して後悔している」という声や、逆に「安いと思って契約したが、プランに含まれていないサービスをオプションで追加したために、最終的には高額になってしまった」という意見を見かけます。契約をするときに大事なことは、初期費用の安さだけではありません。費用にどのようなサービスが含まれているのかよく確認しなければなりません。たとえば、以下のような点を確認しましょう。
・何種類の衣装から選べるのか、自分の着たいと思う衣装があるか
・ヘアメイクはしてもらえるのか
・靴やアクセサリーは用意してもらえるのか、自分で小物や衣装を持ち込むことはできるのか
・ロケーション撮影の可否、撮影のカット数、撮影してもらえるポーズの種類
・アルバム制作費用、レタッチ費用は含まれているのか
・写真の解像度(精細さ)、撮影データは納品されるのか
このように、確認すべきことはたくさんあります。料金の安さに惹かれてこれらの確認を怠ると後悔しかねません。たとえば、基本料金は安いものの、ヘアメイク料金やアクセサリーのレンタル料金が含まれていないということがあります。また、衣装の持ち込みも保管や着付けの手間がかかるという理由で受け付けていない場合があります。契約した後で、メイクをしてもらえない、アクセサリーがない、自分の着たい衣装で撮影してもらえないといったトラブルにならないように、事前にしっかりと確認しておきましょう。
また、両親や子供と一緒に撮影してもらいたい人もいるかもしれませんが、当人たち以外は撮影に参加できないケースあります。幸せな思い出を残すフォトウェディングですから、妥協することなく本当に満足できるプランを選ぶことが大切です。
2. ウェディングフォトのでき上りイメージをしっかり伝える
衣装やアクセサリーにこだわるのと同じように、ポーズや構図にもこだわりたいものです。事前の打ち合わせでは、自分が思い描くウェディングフォトのイメージをカメラマンにしっかり伝えましょう。希望のポーズや構図のイメージに近い写真や画像などを見せて話をすれば、より伝わりやすくなります。自分がいちばんきれいに見える角度や構図にこだわりがある場合も、打ち合わせのときに伝えておきましょう。
契約で撮影のカット数(シャッターを切る回数)は決まっているはずですので、限られた数のなかで「このポーズは撮ってほしい」とカメラマンに伝えておくと「自分の希望したポーズを撮ってもらえなかった」という後悔をしないですみます。もし、思い出の場所で撮影したいなら、ロケーション撮影も可能なのかも確認しておきましょう。ロケーション撮影が可能ならば、自分の希望する場所での撮影が可能なのか、場所を変更したり、外での撮影が悪天候で延期になったりしたときの費用はどうなるかなども確認しておくと、あとから想定外の費用が上乗せされて慌てることもありません。
3. 事前にスタジオの見学と衣裳の試着をしておく
どれだけ身だしなみを整え、イメージを膨らませて準備していても、初めての場所で初めての衣装を着て、まったく緊張せずに自然な表情で撮影するのは、プロのモデルでもない限り難しいことです。撮影当日の緊張を少しでも和らげるため、撮影前に一度はスタジオを見学して、雰囲気に触れておくことをおすすめします。撮影当日に対面時間が長くなるのがカメラマンです。自分が思い描いた良い写真を撮ってもらうためにはカメラマンとのコミュニケーションが欠かせません。言いたいことが言えずに思ったような写真にならなかったという事態にならないように、事前の打ち合わせのときにしっかり話をしましょう。
事前の準備でもうひとつ大切なことは衣裳の試着です。気に入った衣装があったら試着しましょう。サイズが合うかどうかだけではなく、本当に自分に似合っているかを確認することができます。女性の場合は、衣装を着た自分の姿を見たうえでメイクやヘアスタイルの検討も可能です。衣装が自分の撮影日に着用できるのかといった確認も忘れずにしておきましょう。できれば、男性も当日になって慌てることがないように、衣装の試着と小物などの確認をしておくこともおすすめします。
4. メイクやヘアスタイルの希望を伝える
衣装の試着をしたときに、衣装に合ったメイクやヘアスタイルを想像することができたら、撮影当日はメイク担当の人に具体的なイメージを伝えましょう。このときに注意しなければならないのは「お任せします」とは言わないことです。メイクやヘアスタイルの担当の人は、上手にメイクしてヘアスタイルを整えるプロではあっても、その人の「好みを見出す」プロではありません。どのようにメイクにして、どんなヘアスタイルにするのかを決めるのは、あくまでも本人です。衣装を試着して思い浮かべたイメージをしっかり伝えましょう。
口で伝えるのが難しいと思ったら、自分の希望に近いメイクやヘアスタイルのモデルの写真などを持参して見せると伝わりやすくなります。普段の自分とかけ離れた不自然なメイクにならないように、自分がいつも使っている化粧品を持参してメイクしてもらうのもおすすめです。しかし、どれだけ丁寧に伝えても必ずしも思い通りに仕上がるとは限りません。当日は撮影スケジュールがあるため、ヘアメイクだけに時間をかけることも難しいでしょう。結局、納得がいかなくてもある程度のところで妥協せざるを得なくなることもありえます。
希望通りのメイクやヘアスタイルで撮影に臨むには、ヘアメイクリハーサルというサービスを使う方法があります。ヘアメイクリハーサルとは、撮影前に自分がイメージした通りのメイクとヘアスタイルを試してみるサービスです。実際にやってみると、メイクに時間がかかったり、思っていたほど衣装と合わなかったりと、思わぬ課題が見えてくることがあります。それをもとにメイクやヘアスタイルを考え直すことができます。オプションサービスである場合が多く別途料金はかかりますが、せっかくのフォトウェディングで妥協したくない人は、契約前にこのサービスがあるかを確認してみてはいかがでしょうか。
5. 写真の仕上がりを納品前に必ず確認する
写真の気になる部分を修正することを「レタッチ」といいます。解像度が高い写真ほど細かなところまで写るので、レタッチ技術の良し悪しが写真の仕上がりに直結します。特に女性は、最高の幸せな思い出と一緒に美しい自分の姿を残したいと思っているはずです。お肌の荒れやシワなどは写ってないほうが良いでしょうし、場合によってはほくろも隠したいと思う人もいるでしょう。
レタッチでは、肌の気になる部分のほか、肌全体の色合いや日焼け跡から二の腕の太さまで、かなりの部分を美しく修正することができます。また、ロケーション撮影で背景に写った不要なものを消したり、写真全体の色合いを変えたり、逆光で写した写真を見やすくしたりなど、あらゆる修正、補正が可能です。納品前にレタッチ後の写真の出来栄えを見て、気になる部分をきれいに修正してくれているか、納得できる写真になっているか、しっかりと確認しましょう。アルバムを作って親しい人にも配ろうと思う人は、写真を美しく整えるレタッチはおすすめのサービスですので、契約に入っているか確認しておきましょう。

フォトウェディングの失敗談まとめ
フォトウェディングでの失敗談は意外と多いものです。
せっかくフォトウェディングをするのなら、幸せな2人の姿を最高のフォトとして残したいですよね。
失敗して後悔するのを避けるためには、フォトウェディングをするお店を慎重に選ぶことが肝心です。
評判の良いお店や確かな実績のあるお店に依頼し、大満足のウェディングフォトを撮影してみてくださいね。